【総 評】 審査 理事・関東本部委員長 江連康晴
今年も千葉県民写真展の審査を担当しました。「自由」「課題」「ネイチャー」「高校生」の4部門から入賞作品を選びました。特に「水」をテーマとした課題部門に注目し、自然や生活に関わる水の写真が印象的でした。グランプリは歳森昌美さんの「姉妹の夏」で、海で遊ぶ子供の様子が楽しげに表現されています。どの応募作も力作ぞろいで、それぞれの個性が感じられました。
写真には人の心を動かす力があります。今後も写真文化や写真芸術を追求し、仲間とともに写真ライフを楽しんでいただくことを願っています。
夏の暑さを忘れるかのように、砂浜の潮だまりや海へ流れ込む川で姉妹が一緒になって水遊びをしている様子がうかがえます。彼女たちが水に入ると、心地よい冷たさを感じて表情が和らぎ、水と戯れながら足を上げるしぐさからも楽しさが伝わってきます。
定置網漁をしているところにカモメやシラサギなど鳥たちがおこぼれを頂戴しようと集まってきています。撮影をするにもとてもいいタイミングだったと思います。日常の暮らしの中での生活感が記録された素晴らしい作品です。