平成30年4月28日~30日まで、全日写連栃木県本部展が宇都宮市文化会館2階ギャラリー室にて開催されました。初日28日には、関東本部委員で写真家、安珠 氏を審査委員として招き審査・講評をしていただきました。出品者総数92名、出品総数114枚の応募がありました。
会場に展示された会員の作品一点一点を講評していただき、順位を決めていただきました。その後も昼食をはさみ上位の作品講評と選外になった作品に対しても丁寧に指導・講評をして会員の質問にも答えてもらい、会員一同からも大変好感度のもたれた県本部展審査会が終了しました。
にぎやかな市場が一転しての静けさ。色の配置、逆光の鳩、通りすぎる人、全体のバランス感覚は圧倒的で、素晴らしいスナップ作品です。
この組写真は、写真の本質の「記録」に注目した作品になっています。懐かしむだけでなく、未来を想う作品でした。
ご主人の青春時代や趣味・趣向がわかる店内で、嬉しそうな笑顔。写真一枚で親近感を持てる暖かな作品になりました。
この組写真はとてもセンスを感じます。子供の表情、服の色、そして、なんといっても違う手の表情が決め手でした。
お祭りの少女の可愛らしさが印象的です。色のとらえ方、感覚がすばらしく、組み写真だからこそ、色の散らばりが効果的です。
雪が降ったら撮ろうと決めていた場所で、一番乗りで撮れた作品だそうです。雪の静けさ、厳かな空気感が伝わります。
空に描かれたハートと矢。それを真似する人を入れたので楽しさ倍増。中心の伝統はライブ感を出しています。
人生を楽しまないと損しちゃう!そう思わせる楽しそうなおばあちゃんのはじけた笑顔。
両サイドの人たちがより引き立てています。
洪水で、白鳥が水から上がり、水を眺めているレアな作品。人が背景になっているのも説得力があります。
親戚の集まりの様子、和みます。フレームいっぱいに散らばった人のまとまりを出せるのは、よく観察している証拠です。