愛知県本部主催の「第5回ふるさとフォトハイキング写真コンテスト」の審査があり、大賞には片田綾子さん(春日井市)の「青春」が選ばれた。
コンテストは、豊川市の「うなごうじ祭」のほか、県本部が季節ごとに開いた撮影会「ふるさとフォトハイキング」参加者が対象。
そのほかの入賞者は次のみなさん。(敬称略、入選者は市町村コード順で掲載)
【四季賞】春の部 磯貝美代子(豊明市)、夏の部 渡辺乾二(名古屋市)、秋の部 坪内薫(豊田市)、冬の部 岡本邦良(刈谷市)
【入選】佐藤房子、加藤菊枝、徳永啓三(名古屋市)、小島康生(春日井市)、星敏子、磯部香里、西美千代、神谷敦司(刈谷市)、織田善嗣(安城市)、石橋法久(愛西市)
名古屋・栄での、ど真ん中まつりの若者の力強いパワーが初々しい。赤と黒を基調としてパターン的に撮影しているが、構図のバランスが素晴らしい。また、それぞれの笑顔がくったくのない魅力で、優れた作品になっている。(県本部委員長 宮田典彦)
背景処理が煩わしい感はあるが、向き合った姉妹の声が聞こえてくるようだ。楽しい祭りの雰囲気がよく表現されており、さらにもう少し動きが加わると良くなると思う。色合い、構図とも立派で、安定した描写に好感が持てる。(県本部委員 水野政義)
画面一杯に大きな赤鬼を配し、足もとには幼い子が手を挙げている構図が素晴らしい。覆いかぶさるような威圧感が強さを表現しており、色合いの赤と白のコントラストも効果的で子どもの表情も印象的。強弱をとらえた心なごむ作品になっている。(県本部委員 井沢正子)