金賞「ランウェイ」 渡辺 進（福島県）
白いテーブルの上の幼い女の子にスポットライトが当たり、皆で祝福しているかのようだ。子供を中心にした大家族の楽しそうな表情がしっかりと写っている。コロナ禍でも家庭の中にこんな素敵なひとときがあることに引き込まれた。１枚の中に家族や人のぬくもりの大切さが凝縮されており、見る側も幸せな気持ちに満たされる。
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銀賞「コロナ禍のオシラサマアソバセ」 中村 烈（青森県）
オシラサマは東北地方の家庭や集落で祭られてきた男女一対のご神体。作品はコロナ禍でも地域で継承している民間信仰の確かさが刻まれた貴重な記録だ。中央部分が明るく、周辺が暗く沈んでおり、照明の使い方も良い。
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銀賞「祈りの刻」 渡部和範（神奈川県）
雪の中で撮るぞという意気込みが感じられる作品。撮影者がこの祭りを深く理解して、臨んでいることが伝わってくる。現場でのカメラワークに支えられた構成も目を引く。火を囲む祭りで真ん中には行けないが、レンズの特性を生かしたフレーミングが効いている。３枚の中に祭りの神秘性がまとまった。
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銀賞「自画像」 齋藤正明（大阪府）
シンプルだが見ていて飽きることがない作品。正面、やや右向きから４枚目に向かう組み写真の構成が面白い。誰しも自分の老いを撮ることに抵抗感が出てくるが、逃げずに自らを撮った思いと最後の一枚に至るメッセージを見る側は想像させられる。フレームの揺らぎ、構図が定まらない様子も撮影者の足跡が感じられて好感が持てる。
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銀賞「子連れ出勤」 藤吉修忠（和歌山県）
人物が凜とした表情で作品に迫力がある。大阪の北新地で子連れ出勤するママさんが真正面に立ち、対峙して撮る度胸も素晴らしい。様々な生き方や日常の暮らしが見えることが魅力だ。構図の遠近感や街の立体感もあり、車のライトが効果的で映画のワンシーンのような世界観がある。
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銀賞「お腹すいたよ」 森田昭代（福岡県）
組み写真にしてバリエーションを見せたことが奏功した。幼い子供のしぐさが可愛らしく、特に大きなパンをかじる姿が効いている。この４枚は身近で毎日見る景色に着目して、継続的に撮影しながら作品に仕上げる好例でもある。
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銅賞「津軽の田んぼ 四季」 瓜田英司（青森県）
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銅賞「ぶつかる～！！」 佐藤 渚（宮城県）
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銅賞「ボクらのスタンダード」 安田あい（茨城県）
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銅賞「青春電車」 国広妙子（千葉県）
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銅賞「別れの日」 吉田照人（長野県）
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銅賞「日常」 水口道成（三重県）
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銅賞「山里のくらし」 今川美佐子（大阪府）
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銅賞「老犬散歩」 高橋一郎（大阪府）
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銅賞「町角」 錦織 宏（広島県）
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銅賞「雨中の花見」 窪田保孝（愛媛県）
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入選「盛夏」 齊藤 等（秋田県）
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入選「青春」 髙塩定男（栃木県）
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入選「おじいちゃんと一緒」 粕谷和幸（栃木県）
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入選「街角」 三宅 清償（埼玉県）
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入選「杉並でカリフォルニアごっこ」 濱 未亜（東京都）
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入選「くだらないことで笑い合える」 福澤治幸（東京都）
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入選「街人」 伊藤信幸（神奈川県）
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入選「Only・with_コロナ」 飯塚勝雄（神奈川県）
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入選「一日終えて」 岩崎茂樹（神奈川県）
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入選「パソコン越しの面会」 高山尚人（神奈川県）
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入選「高齢化社会の現実」 杉本信二（静岡県）
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入選「戦利品」 上村 雅（三重県）
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入選「90歳の食欲」 奥山育世（三重県）
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入選「閉じ込められた時代」 東 輝（大阪府）
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入選「狙われた街」 鈴木一彦（大阪府）
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入選「頬張る」 中道ちあき（和歌山県）
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入選「妹を背に」 岡本早苗（徳島県）
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入選「遅刻だ～」 高口恵子（熊本県）
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入選「「復帰」50年を問う」 小出由美（沖縄県）
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北海道優秀賞「くれぐれもご用心」 山下 智（北海道）
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岩手県優秀賞「たかいたかい」 豊川 栞（岩手県）
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宮城県優秀賞「バス停」 藤島純七（宮城県）
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山形県優秀賞「二年後に会いましょう」 中村真梧（山形県）
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茨城県優秀賞「都会の空間」 角田 孝（茨城県）
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栃木県優秀賞「腰を伸ばして」 佐川栄治（栃木県）
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埼玉県優秀賞「二人の時間」 副島 清（埼玉県）
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千葉県優秀賞「駅舎は宇宙基地」 齋藤康夫（千葉県）
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東京都優秀賞「歳をとって何が悪い」 佐藤亮太（東京都）
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神奈川県優秀賞「落ちるなよ」 横山美智男（神奈川県）
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新潟県優秀賞「見つめる」 外山 満（新潟県）
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長野県優秀賞「離れたくないね」 三橋なつみ（長野県）
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岐阜県優秀賞「好奇心」 廣田一雄（岐阜県）
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静岡県優秀賞「ソーシャルディスタンス体操」 加藤利光（静岡県）
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愛知県優秀賞「神域へ」 外勢 肇（愛知県）
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三重県優秀賞「街かど」 水谷 寛（三重県）
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京都府優秀賞「囚われの身」 土佐征英（京都府）
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大阪府優秀賞「都会のオアシス」 島田勝史（大阪府）
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兵庫県優秀賞「街角異変」 小寺敏博（兵庫県）
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奈良県優秀賞「菜の花畑の姉弟」 下村いさお（奈良県）
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和歌山県優秀賞「車中」 榎本隆志（和歌山県）
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岡山県優秀賞「出番を待つ」 池田 滋（岡山県）
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広島県優秀賞「イノチの行方」 岡田勇治（広島県）
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徳島県優秀賞「荒漠の原」 森 賢一（徳島県）
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香川県優秀賞「ひととき」 箸方陽子（香川県）
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福岡県優秀賞「緊張の入浴」 村上幸司（福岡県）
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熊本県優秀賞「Blue_door」 春野優子（熊本県）
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