田島の花嫁祭りだと思います。おごそかに行われた花嫁行列の終わった後なのでしょうか、花嫁さんたちが祝詞を上げていただいているそばで、子供さんの疲れたしぐさと顔の表情が役目を終えた安心感とほっとひと息つくなかでの放心状態をうまくとらえています。
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公共の施設の前を子供が駆けていき、その後ろのガラスには満開の桜とこいのぼりが写し込められています。季節感あふれる映り込みで桜祭りの日を満喫している実像と虚像をミックスした画面構成が面白い表現となりました。
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雨上がりなのでしょうか。路面の濡れたところに屋台の提灯の灯りが反射して印象的に映し出されています。祭りの余韻を残していることがこの作品の厚みを増しています。
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見るからに冷たさと寒さを感じさせる作品です。ストロボを使うことで水の立体感が増し、冷水を浴びる参加者の寒さをまぎらわす気合の声が観る側にも聞こえてくるような一瞬をとらえました。
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流鏑馬の作品は流し撮り的な作品が多く見られますが、この作品は的を狙う人物の瞳に焦点を当ててフレーミングしています。片眼が傘に隠れてより眼力が強調され、真剣に的を狙っている迫力が伝わります。早いシャッター速度で撮ったことが成功しています。
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