審査 神奈川県本部委員長 山崎良信 【総評】 各支部会員から寄せられた258点の作品からは、皆さんの日ごろの写真への取り組み姿勢がうかがえ、楽しくそして私自身も勉強しながら審査させて頂きました。支部単位に一人一人の作品を拝見することで、支部の精力的な活動が感じられました。 審査ではジャンル、撮影地を問わず、撮影者の感動の強さ、その感動を伝える撮影技術、プリント仕上げの観点から選ばさせていただきました。
厳しい冬から春へと変わる節目に五穀豊穣を神に願う伝承の祭りでしょう。ストロボ光でしょうが、画面いっぱいに拡散し神輿に担がれた巫女が大雪の情景と共に凛々しく見事に捉えられています。
桜を大きくあしらい白馬連山から唐松岳の山並みを背景に配置した構成力が見事です。定番の桜風景ですが、「信州の春」を強烈に清々しく感じさせてくれます。
刀匠が大つちで打つ火花に感動し、的確なシャッタースピードで「閃光」を捉えています。一瞬の光を作者のイメージ通りに表現できた作品ではないでしょうか。
「陽だまり」 青山益登(長野支部) 100歳を超え一人暮らしをしている有名なおばあちゃんでしょうか。趣きのある母屋、何とも言えないおばあちゃんの笑顔。演出があるとしても自然体で受け止められるいい写真です。
「初めての田植」 西村美枝(長野支部) コメ問題は解決の兆しが見えませんが、コメ作りの原点を感じました。機械化できない山村のコメ作り本来の心が感じられます。次世代に繋いでもらいたいものです。
「桂川光芒」 田那辺 幸(東信支部) 強烈な陽の反射と川面の靄に乱舞する光芒がとても印象的です。野生の藤の樹でしょうか、斜めに走る蔓が一層の幻想感を醸し出しています。忍野の魅力が的確に捉えられています。
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