












降り積もった雪の中を托鉢するお坊さんを捉えたもので、黒い着物と背景に対し、白い雪と赤い菅笠が強烈な印象を残す作品です。シンプルな色構成にまとめたことで、静寂な雪景色の中、お坊さんの読経と雪を踏む音だけが響く、映画のワンシーンのように表現されています。登場人物が僧侶だけだったら端正な写真だけで終わるところ、背後に映る女性の柔らかい表情が、「お気をつけて」と気遣う気持ち伝わり、写真にぬくもりも添えています。
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支部のお仲間の、米寿を祝う会での一コマ。楽しい時間を終え、皆がアーチで作った花道を、花束を抱えて進む場面で、作品を見る側も拍手して「おめでとう」と声をかけているような温かい作品です。左右対称に連なるアーチが、視点を画面中央に集中させ、ご長寿の少し照れたお顔がより引き立ちました。アーチを作った皆さんの表情は見えませんが、垣間見える白髪に、長く一緒に写真を楽しんできたお仲間の友情も感じます。
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まだ雪が残る場所に干された洗濯物を捉えた作品です。人は写っていませんが、雪深い長い冬が過ぎ春の暖かさを迎え、この場所に暮らす方々の、ささやかな喜びを感じさせます。波のように奥まで連なる雪原の中から、「春が来たよ」とそれぞれの洗濯物が、ひょっこり顔を出したようなユーモラスさもあります。作者は、桜を撮りに行った帰りに偶然見つけた場面だそうです。桜のタイミングはまだだったそうですが、あきらめず目をこらしたことで、この場面に出会えました。
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