全日本写真連盟

第9回山形写真サロン【会員・一般の部】

審査 小林 進(全日本写真連盟 関東本部委員)

応募者数  65名 応募総数 127点
★会員・一般の部  28名( 89点)
★学生の部     37名( 38点)

 最優秀賞「絆のでごぐり百万遍」 樋渡博(新庄市)

祈祷の最中にもかかわらず、足を投げ出した女性とまるで世間話をしているかのような囃方の柔和な表情に驚かされます。背後では太縄を激しく床に叩きつけている様が映し出されていますが、なぜか全体から受ける印象は穏やかで調和がとれています。この地域で暮らす人々の心の在り様が写っているのかも知れません。

 優秀賞「ミストシャワー」 鈴木貞治(天童市)

ミストシャワーに手を伸ばしているおしゃまな女の子に操作されているのでしょうか?ミストを浴びて恍惚としている少年の表情にこちらまで気持ちよくなってくるようです。子供たちの関係性に無駄がなく、祭りの子供たちを生き生きと捉えた優れた作品です。

 優秀賞「おばあちゃんと一緒に」 齋藤彰(新庄市)

孫の手を取って托鉢僧にお布施をすることの大切さを教えるおばあちゃん。托鉢僧も可愛らしい施主のために膝を曲げて待ち受けている。斜光に映る明るい建物や残雪を背景にしたことで、テーマが明確になりました。微笑ましい情感のある作品です。

 秀作

「まどろむ」 高橋俊二(山形市)
まるでレンブラントライトのような斜め上方からの柔らかな照明の中で、安らかに眠る少年。その若葉のような瑞々しい肌や髪の毛、服でさえピュアで尊いもののように思えてくる。ぼかした背景に暖色系が入っていたのも効果的でした。

「鬼さん写真撮らせて~!」 山口恒弥(東根市)
アマハゲの来訪を家族全員で喜んでいる様が一枚の写真の中に凝縮しており、とても力強い作品となりました。鬼と自撮りする女性や、にこやかに正座するお父さん。室内にある全てが広角レンズや明暗のむらによって、動きのある立体像となりました。

「進入灯」 佐藤靖(山形市)
ジャンパーの左スキー板が斜面の光と相まって神秘的に光っている。構図的にはシンプルで情報量も少ない写真ですが、なぜか残像のように頭から離れない作品です。アンダーで彩度の乏しい画調も、作品のイメージに作用しているのでしょう。

 入選

「胎動」 山川由美子(山形市)

「こわいよ」 小野浩也(新庄市)

「満開の桜に雪の朝」 山中英一(山形市)

「舞楽終えて」 齋藤新一(鶴岡市)

「お湯シャワー」 髙橋秀一(新庄市)

「宵まつり囃子」 笹原一則(天童市)

「小雪舞う雅楽」 設楽旦陽(東根市)

「いらっしゃい」 庄司芳彦(山形市)

「それぞれに憩う」 横尾範昭(東根市)

「魅惑の飛跳」 佐藤実(天童市)

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2022/08/01
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