金賞「凍てる」 簱﨑 充平(豊田市)
大滝村の自然湖の作品であろうか。凍てる湖面を広角で撮影した奥行き感、立木とのバランスなど広大な風景を上手にまとめた良い作品である。完全に結氷する前の氷の模様もアクセントになっているが、中心部のアンダー部分をもう少し明るく表すと、より遠近感が際立っただろう。(県本部委員長 宮田典彦)
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銀賞「霧漂う」 磯貝 美代子(豊明市)
吉野の桜を淡い色合いで切り取り、霧がわずかに掛かったところを見過ごさなかった作者の眼力には驚く。撮影技術とともに努力のたまものでもある。色合いや被写体から、女性らしい柔らかさが大変よく表現されている。(県本部委員 纐纈明美)
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銅賞「宵の語らい」 川口 匡(豊川市)
月の光と思われる光線を上手く利用し、海辺の幻想的な雰囲気を魅力的に表現している。岩に張り付いた「カメノテ」という貝の息づかいが、あたかも自然と対話しているように映ったという作者の感性と表現力は見事である。(県本部委員 稲富弘之)
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銅賞「氷泥のとき」 山口 妙子(安城市)
厳しい冬の北海道に生息する動物の写真は多いが、エゾシカが凍てつく荒野の中で、厳しくも逞(たくま)しく生きる姿が感動的である。雪原の手前から、背景の水面まで奥行きがあり、土くれの泥も現実感がある。淡い光に浮かぶ姿か素晴らしい。(県本部委員 西原洋一郎)
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入選「姫の舞い」 伊藤 章二(名古屋市)
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入選「羽衣の舞」 松岡 広実(豊橋市)
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入選「静寂」 田中 成憲(岡崎市)
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入選「点と線」 岡島 章(春日井市)
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入選「冬の朝」 鈴木 正美(豊川市)
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入選「雲海の秋」 垣見 昌宏(刈谷市)
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入選「秋の装い」 倉知 恵子(刈谷市)
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入選「梅雨の晴れ間」 織田 善嗣(安城市)
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入選「偶然の共演」 鈴木 智子(西尾市)
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入選「木霊」 石橋 法久(愛西市)
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