金賞「暮れる頃」 西 美千代(刈谷市)
トンネル栽培のビニールが夕日に染まったスイカ畑で、寂しげに佇む案山子(かかし)がポイントになっている。たそがれの空気感が表現され、構図、色調も見事である。落ち着いた色合いが画面を引き締め、郷愁を帯びた傍らの風景を描写した良い作品である。(講評:県本部委員長 宮田典彦)
写真をクリックすると拡大して表示されます
銀賞「一条の光」 岡本 邦良(刈谷市)
水平線の紅(あか)い色が印象的で、ポイントになっている2本の木々に自然と目線が向く構図になっている。上部の重々しい雲の影と、下部にわずかに入れた緑の草地。すべてがバランスの良い、優れた作品である。(講評:県本部委員 堀場敏之)
写真をクリックすると拡大して表示されます
銅賞「予感」 大岩 友理(名古屋市)
暗雲が垂れ込み、太陽の周りに彩雲が出ている。かすかに青空も見えるので、刻々と変化する天候だったのであろう。それに反し、馬たちは黙々と草を食んでいる。まさに「静と動」を感じさせる優れた作品である。「予感」というタイトルも余韻があり、作者の感性が光っている。(講評:県本部委員 井沢正子)
写真をクリックすると拡大して表示されます
銅賞「黎明」 前川 滋(安城市)
厳冬の雪原。木の上で風雪に耐えながら羽根を休める鳥。夜明け前の赤く染まる空と、凍る川面が美しい風景を構成している。北海道の地の果てで粘り強く捉えた力作である。(講評:副委員長 山﨑朗)
写真をクリックすると拡大して表示されます
入選「寧静な夜」 武田 博文(名古屋市)
写真をクリックすると拡大して表示されます
入選「豊作を願って」 児山 進(岡崎市)
写真をクリックすると拡大して表示されます
入選「清純」 高橋 敏郎(岡崎市)
写真をクリックすると拡大して表示されます
入選「渓流に咲」 竹内 信子(岡崎市)
写真をクリックすると拡大して表示されます
入選「灯台」 むらはし 和明(岡崎市)
写真をクリックすると拡大して表示されます
入選「雨上がり」 保口 孝夫(豊田市)
写真をクリックすると拡大して表示されます
入選「収穫準備」 谷 昇(大府市)
写真をクリックすると拡大して表示されます
入選「ベールに包まれて」 磯貝 美代子(豊明市)
写真をクリックすると拡大して表示されます
入選「湿原の朝」 仲野 隆三(東郷町)
写真をクリックすると拡大して表示されます