大空をバックに、吊り下げられた赤い帯に身体を巻きつけながらのエアーの妙技。下がった帯が、まるで生きもののごとく、"踊っている絶妙のタイミング"を捉えた晴らしい作品で、縦構図も高さを表現していて技量のうまさが光っている。(選評: 県本部委員・下里隆明)
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バックを暗く落とし、跳んでいる道化師を中心に、センスの良いフレーミングが素晴らしい。 曲がった縄のラインが動きを描写していて、優れた作品になっている。難を言えば仕上がりを、もう少し強めにしたほうが効果的であった。(選評:県本部委員・堀田武)
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淡いピンク色の壁が、すっきりとした背景になっている。その中から覗く、5人の子供たちが、とても良いアクセントになっている。また、手前にいるおじさんも構図を引き締めていて、印象的で爽やかな優れた作品である。 祭りの持つ賑やかさ、はしゃぎがあればもっと効果的である。(選評:県本部委員・水野政義)
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静岡駿府城公園でのパフォーマンス。観客の中から相手を選びボクシングする場面で、あたかも強烈なパンチを浴びて、水しぶきを吹き出す芸人の表情が良く撮らえられている。 正面からの上手な構図とシャッターチャンスで生き生きとした優れた作品になっている。(選評:県本部委員長・宮田典彦)
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街かどに現れた長身の道化師とその長く伸びた影が印象的である。回りの観客が、まるで小人のように見え、その対比が面白い。 落ち着いた色合いの石畳も、画面を引き締めており、まとまりのある優れた作品に仕上がっている。(選評:県本部委員・井澤正子)
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