ドアのノブの中に入り込んだアマガエルです。思わず「こんにちは」と声をかけたくなるような愉快な写真ですね。擬人化されたイメージですが、たしかな技術をもって撮影されているため、まるでミニチュアのセットの中にカエルがいるような不思議な雰囲気が強調されています。まずは身のまわりをよく観察してみようという好例でもあります。(赤城耕一)
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思わず写真に写っている子供の数を数えてしまいました。ストロボ光を使わず、その場にある光だけで撮影したアベイラブルフォトのためリアリティを感じさせます。家族の記念だけではなく現代の大家族の一面を我々に知らしめるドキュメンタリー作品としてみることができます。(赤城耕一)
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霊玉とは何か。ということを解明する必要はなく、「これは一体なんだ?」ということを素直に感じ取る不思議な作品ですね。写っている被写体を具体的に説明することができ、かつ魅力的で美しいことだけが写真の魅力ではないことを示した好例といえるでしょう。(赤城耕一)
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日中シンクロの効果を生かし、被写体の男の子の表情を巧みに描写しつつ、動感を再現することに成功しました。写真独自の表現といってよいでしょう。作者の技術力だけではこうした作品ができるわけではなく、偶発的な要因も味方につけています。画面からあふれてしまうようなフレーミングも好感が持てます。(赤城耕一)
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出航する飛鳥Ⅱの姿を長時間露光で捉えました。光跡のラインがまっすぐなことで構成美と緊張感が生まれています。下部に写っている人物のポジションも良いバランスがとれています。(赤城耕一)
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蒸気機関車の煙が素晴らしく印象的な赤色に染められ、美しさと同時に動感を表現、またこちらに迫ってくるような強い迫力を感じさせる魅力ある作品ですね。作者の確かな技術力を感じさせる秀作です。(赤城耕一)
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朝の光の中一羽のシラサギが佇んでいます。全体を乳白色のような淡いトーンに仕上げた事で水彩画のような暖かみを感じさせています。(柿本完二)
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飛び立った白鷺と水の中で佇んでいる白鷺が画面に動きを与えていますし、動きとともに白鷺たちの羽音も聞こえてきます。(柿本完二)
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大きなボケが虹色の輝きを増幅させていますし一点に合ったピントが五線譜の上を光が転がっている様なリズムを感じる作品です。(柿本完二)
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単調な被写体を照明などデジタルの特性を生かして新しい花の世界を見事に表現していますし、花に対する豊かな感性も感じさせています。(柿本完二)
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夕焼け空を背景にストロボを使ってアジサイを浮かび上がらせた事でコントラストが強まり迫力も感じさせています。(柿本完二)
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画面全体を淡いピンク色に統一。明るめの露出と大きなボケが花のもつ優しさと柔らかさを醸し出しています。(柿本完二)
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タイトルからすると、気圧計と女性の多重露光なのでしょうか。あるいは写り込みによるダブルイメージなのかもしれませんが、現実には感じることのない世界です。まさに写真表現独自の宇宙を感じさせます。(赤城耕一)
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ダイレクトなタイトルですね。作者のボーイフレンドなのでしょうか。大胆な画面構成の中に、魅力的な男の子がストレートに写っていることが斬新で、思わず見入ってしまう作品になりました。(赤城耕一)
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