審査 理事・関東本部委員長 江連康晴
【総 評】
今回、千葉県民写真展の審査をさせていただきました。「自由」「課題」「ネイチャー」「高校」の4部門といったジャンル分けをしたなかで、それぞれの入賞・入選を選ばせていただきました。応募された作品はどれも力作ぞろいで選ぶにも悩みましたが、どこかで見たような作品ではなく、オリジナリティーのある作品、あるいは狙いのしっかりとしたリアリティー、クオリティーがある作品、心の目で写した心象作品等を選びました。
写真は一枚の作品で人の心をも動かすことができます。驚きや感動、または癒しです。心の豊かさにもつながります。この様に写真も芸術につながるのです。これからも写真を通して写真文化と写真芸術を追求していってください。
写真は一人でもできますが、仲間がいることで写真を語り学び合うことができます。これからも写友の輪を広げて、写真ライフを楽しんでいただきますよう祈念申し上げます。
花びらに乗ったりつかまったりしている二匹のヤブキリかキリギリスの成虫になりかけている状態。花芯や花びらから肉食へと移行していく成長の過程を作品化しています。キリギリスと花びらのコントラストが透明感を醸し出し、魅力的です。背景を黒く落としたのも功を奏しています。
白鳥の作品はいろいろとコンテストには出されていますが、スローシャッターでの流し撮り的に現実離れした表現として評価しました。羽根の動きが残像となって印象深く脳裏に残ります。これも白鳥なのね!と想像させられます。