主 催: 全日本写真連盟 富山県本部 石川県本部 福井県本部
後 援: 富山県 石川県 福井県 朝日新聞社 富山総局・金沢総局・福井総局
審 査: 令和元年 10月 6日 (日)
富山県・石川県・福井県=合計
<応募点数> 98点・107点・135点=340点
<応募人数> 20名・18名・28名=66名
審査員: 全日本写真連盟 総本部理事 富田健治
全日本写真連盟 関西本部長 浅野哲司
全日本写真連盟 関西本部事務局長 森井英二郎
作品展: 富山県 令和元年10月18日(金)~10月20日(日) 富山市婦中ふれあい館大研修室
石川県 令和元年11月 1日(金)~11月 7日(木) 石川県庁19階展望ロビー
福井県 令和元年10月 24日(木)~10月 27日(日) ギャラリー和
【総評】
内容がよくてもピントが合っていない作品、ピントがよくても内容が伴わない作品があった。
総合的には昨年よりレベルが上がり、50回記念で会員の皆が頑張り、素晴らしい作品が寄せられた。
(総本部理事 富田健治)
富山県本部HPにも掲載しています
http://www001.upp.so-net.ne.jp/nissya_toyama/index.html
早乙女が苗を受け取る瞬間を捉えている。苗がもっと写ったらよかったが、表情よく、背景の色をおとしたのもよい。構図は中央より少し右寄りで、顔の向きからこの構図が正解。なかなかまとまりのある作品である。
評 総本部理事 富田健治
異質な感じがあり、何の工事現場だろうか?と見た人がイメージできる。実は新幹線の延伸工事であり、今の北陸を切り取ったいい写真である。色の付いた建設車両が入っているが、日陰に入りつつあり、同系色でまとまっていて処理の仕方が上手。ワイドレンズで撮影したと思われるが、ゆがみが嫌な感じなく、縦位置でまとまっている。
評 関西本部長 浅野哲司
炎のまわり方、人が飛び出してくるような迫力が圧倒的。露出が合わないとメラメラと燃え盛る状態が消えるが、露出も合っている。ピントも顔に合い、タイミングがピッタリである。他の炎の写真より圧倒的に優れていた。
評 関西本部事務局長 森井英二郎
構図が少し斜めで不安定なところがあり、親子の視線には強さがある。見る側を不安にさせるような感じがよい。空が白っぽいのが残念で、空の色をおとしたら、顔の白がもっと出てよかった。
評 関西本部事務局長 森井英二郎
花とトンボを撮影中、後ろから違う種類のとんぼが入ってきている。撮影者のワクワクするような気持ちや瞬間が見る側に伝わるよう、切り取られている。色合いよく、ピントが素晴らしく、うまくまとっている。特に、上から来るトンボの胴体の青い線が効果的である。
評 総本部理事 富田健治
ハスの作品がいくつか出品されていたが、ハスそのものをズバリ束にして撮っているのがよかった。色合い、花の繊細さ、葉の水滴、そのディティールがうまく表現されている。画質がきれいでプリントまでこだわっており、コンテストへの心意気が伝わる写真である。
評 総本部理事 富田健治