主 催 : 全日本写真連盟福井県本部 後 援 : 福井県・県教育委員会・県高等学校文化連盟・朝日新聞福井総局 公開審査:令和元年7月 7日(日) 応募点数 120点(前回160点) 応募者数 25名(前回33名) ■展 覧 会■ 令和元年8月9日(金)~8月11日(日) 鯖江市文化の館 ■審 査・講 評 全日本写真連盟 総本部理事 林 栄之
厳粛な行事の前でしょうか。拳を握り目も閉じ静かに待機している実直そうな男性と、対照的な幼児それぞれの動きと表情の一瞬を見事に切り取っている。何の行事か連想させる背景も良い。
家族で植えたばかりの田の見回りか、次の段取りの下見に来ているのだろう。子供二人の姿態が効果的で幸せそうな家族を描き、明日もきっといい日になりそうな黄昏である。
朝露の付いた蜘蛛の巣と、絡み取られたものが逆光で浮かび上がり単純化された背景もあいまって立体感のある静かな朝の光景が描写されている。
左の空の部分が難点であるが、楼上から投げられる粽を掴み取ろうとする広げた手が逆光によるラインライトで印象強く表現されている。その熱気と喧騒も感じ取れる作品です。
「桃源郷」 髙木 美栄子(福井市)
「伝統行事」 中村 一雄(福井市)
「ショッピングモール」 筏 春次(越前市)
「くつろぐ」 青山 秀子(鯖江市)
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