全日本写真連盟

第36回「日本の自然」写真コンテスト【デジタル部門】結果発表

 前回新設されたデジタル部門では、最優秀賞にソニー4K賞、30歳以下で最も優れた作品にはソニーネクストフォトグラファー賞が贈られる。
審査委員 福田健太郎、前川貴行、ソニーマーケティング株式会社関係者
【総評】
 エネルギッシュな作品が多く、パワーが感じられた。コンテストだとどうしても過去の入賞作品に似てしまうが、偏りが見られないのはデジタルの特徴か。デジタル部門は撮影者の年齢に関係なく写真が若い。「同じ撮り方ではだめだろう」という考えからなのか、独自の見方をしようと頑張っている姿が、作品からすごく伝わってきた。「日本の自然」というコンセプトの下、カメラという道具をクリエーター(撮影者)たちが熱をもって使いこなし、様々な瞬間を切り撮ろうとしているのを目の当たりにして感動した。

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 最優秀賞ソニー4K賞「命のグリーンベルト」 曽布川 善一(神奈川県)

「いつまでも守り続けたい日本の自然」というテーマを象徴している写真。人と自然の共生が一枚に凝縮されたメッセージ性の高い作品だ。富士山、ホタル、水田に映るリフレクションがとても美しく、調和が取れている。日本の魅力が詰まっているこのシーンを高精細の大画面モニターでも鑑賞したい。

 ソニーネクストフォトグラファー賞「飛びます!飛びます!」 齊藤晃大(北海道)

森の中を滑空するモモンガ。スマートフォンでは絶対に撮れない瞬間だ。何度も失敗してようやく撮れた一枚。このチャレンジ精神こそ、ネクストフォトグラファーだ。動物が好きなのか、この純粋さと好奇心を忘れずにレンズを通して見つめ続けてほしい。

 優秀賞「伊根の舟屋と夜光虫」 宮﨑 純(大阪府)

 優秀賞「金色に染まる」 松倉 毅(北海道)

 優秀賞「大地の咆哮」 前川 悟(大阪府)

 優秀賞「Winter Breath」 亀田 晃幸(北海道)

 優秀賞「世界一美しい鴨」 牧野 和夫(千葉県)

 入選

「サルパとサンバ」 川下 修司(三重県)

「氷花の湖」 逓駅 隆英(青森県)

「白翼の恋舞」 福田 啓人(北海道)

「硫黄山の夜」 三浦 奈津美(北海道)

「キムンカムイ」 高橋 海斗(北海道)

「ツツジ咲く」 大谷 智巳(岩手県)

「イワギキョウと迎えた朝」 山川 さおり(岩手県)

「雪のち晴れ」 杉瀬 悠汰(福島県)

「願い」 長津 舜(茨城県)

「パワースポット」 深作 正一(茨城県)

「流氷の天使」 小黒 恵司(栃木県)

「けものみち」 千葉 壮紘(神奈川県)

「南アルプス冬の始まり」 青木 茂樹(神奈川県)

「朝を迎える」 上田 孔希(新潟県)

「幸雲な出会い」 島田 舜也(富山県)

「故郷へ」 佐々木 椋子(福井県)

「ひと休み」 林 昌尚(福井県)

「雪の中を」 伊藤 隆(長野県)

「三つの明かり」 小原 英樹(長野県)

「笑み」 西尾 雄大(岐阜県)

「Dancing in spotlight」 栗山 武士(愛知県)

「渓谷を翔る 」 安部 千明(三重県)

「覚醒」 福田 圭介(佐賀県)

「mysterious light」 佐々木 和一朗(佐賀県)

「家」 森山 浩隆(長崎県)

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2022/08/01
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