沖縄県本部委員長と沖縄支部長を兼任する大城信吉さんの写真展「ミャンマー寸描・幸せの原点『「子宝』」が2月1日~25日の日程で始まった。
大城さんが講師をしてきた写真サークル「ゆしりや」の内間良子会長が開設した「ギャラリー・るんるん」のオープン記念イベントとして企画された。
テープカット
「人々の暮らしを」テーマに写真を撮り続けている大城さん。ミャンマーを訪れて「子供たちの目の輝き、そしてのびのびと暮らしていることに驚かされた」という。日本では少子高齢化の問題を抱え、経済政策だけが走り格差社会が広がっていることから「この写真を通して幸せとは何かを感じてほしい」と話す。
展示風景①
大城さんは写真歴50年、全日写連会員歴40年ほど。長年、沖縄写真界の指導的役割を担ってきた。沖縄県で総合芸術最大の写真展「沖展」では最古参の写真部審査員であり、写真好きの高校生の指導にも情熱をそそぐ。県内で開催される「国際写真サロン」「全日本写真展」等の開催中にも高校生を集めて写真指導を続けている。これらの文化活動が高く評価され、沖縄タイムス「芸術選賞・大賞」も受賞した。(県本部事務局・渡久地政修)
展示風景②