和歌山県本部　写団「牟婁」支部

3ヶ月間の作品展を終えて
―大雨と酷暑と閉塞感の中に涼風を感じた３ヶ月間―
～新たな取り組みへの契機に～

7月1日から9月25日までの約3ヶ月間、上富田町岩田公民館のロビーを使わせていただき実施した写団「牟婁」展 ―1ヶ月ごとに作品を入れ替えて計52点を展示しました。新築間もないきれいなロビーでの展示は気持ちのよいものでした。作品を入れ替えるたびに来ていただいた近隣の市町の写真愛好家、他分野で活動している方々、公民館を使用するサークルの方々、行事で来館するちびっ子と保護者・・・雨ばかりの7月、酷暑の8月、9月中旬から天候は少し良くなりましたが、そんな中で多くの方々に見ていただくことができました。
新型コロナウィルスの影響で写真を楽しむ者にとって寂しいニュースばかりが続き、写真展開催自体危ぶまれたのですが、開催できてよかったと思います。気持ちが滅入る中で涼風を感じることができた3ヶ月間でした。
今回、フォトブックをダイジェスト版、総集版の2種にまとめました。これは私たちの記念、記録であり、お世話になった方々にもらっていただくものです。この小さなまとめを新たな取り組みへの契機とし、今後それぞれ自分がどのような写真に向かうのかを楽しみに撮影を続けていきたいと思います。
（和歌山県本部写団「牟婁」支部一同）