その日の出来事を「報道写真」感覚でとらえる、「この日この時撮影会」(全日本写真連盟三重県本部主催、朝日新聞社後援)の公開審査が5月30日、朝日新聞津総局で開かれました。47回目の今年は撮影地を県内全域に拡大。116人から寄せられた426点の作品から、同総局長の鈴木裕・県本部長、坂尾富司・県本部委員長、樋口幸雄・中部本部委員、渡邊富嘉・同、野瀬みつ子・県本部委員の5氏によって入賞3点、入選19点が選ばれ、結果は翌31日付の朝日新聞三重版にも大きく取り上げられました。
以下に紙面に載らなかった入選作も含め、計22点を掲載しました。尚、入賞作には坂尾委員長の講評も添えてあります。 ※撮影者名のあとにあるカッコ内の文字は支部名
成績一覧
審査の結果は、2015.05.31付の三重版にも掲載されました
金賞
「賑わう休日の潮干狩り」 大橋 要 (津)
<講評>
題名どおり、ファミリーで賑わう休日の潮干狩りの人ごみを、画面いっぱいに表現している。また初夏の暑さも感じられ、混雑の様子が伝わってくるすばらしい作品です。
銀賞
「親子消防士誕生」 花木 義孝 (鈴鹿)
<講評>
消防士のお父さんと一緒に消防訓練をする親子。二人の真剣な眼差しを的確な画面構成で捉えており、親子の絆を感じさせ、温かさを醸し出す素敵な写真です。
銅賞
「初夏の彩り」 上川 登 (鈴鹿)
<講評>
初夏の砂浜一面に咲き誇るハマヒルガオの群生。薄紫色のじゅうたんがどこまでも続くように広がっており、長い海岸線をもつ三重県の土地柄を象徴しているようです。
入選
「麦秋」 糸魚川 恵子 (桑名)
「姿を現わした東海環状」 谷内 浩 (桑名)
「ミーティング」 位田 郭一 (はまぐり)
「パホーマンスもあるよ」 清水 匡 (四日市)
「自転車ロードレース」 辻 隆司 (春陽クラブ)
「浴衣涼しや」 南園 和幸 (春陽クラブ)
「戦闘モード」 植木 政弘 (鈴鹿)
「観戦」 吉野 聖夫 (鈴鹿)
「ハプニング」 井上 アヤ子 (さつき)
「密集潮干狩り」 上村 雅 (津)
「香良洲海岸」 野末 輝雄 (津)
「リハーサル」 野末 園 (津)
「初夏」 望月 順一 (津)
「滝行」 服部 進 (津)
「待望の解禁」 今井 艶 (やまみどり)
「発電と稲作両立を狙う」 田中 文夫 (上野)
「奉仕作業」 林 知子 (清流伊勢)
「初夏の休日」 大山 浩樹 (志摩)
「贅沢な時間」 松岡 宗孝 (志摩)