中部本部恒例の海女撮影会「フォトフェスタ志摩」が9月11、12の両日、開催されました。
今年は台風18号の接近で一時は開催も危ぶまれましたが、幸い2日間とも好天に恵まれ、絶好の撮影会日和に。会場の浜には、前日まで台風の影響で漂着した流木やペットボトルなどが散乱していたそうですが、地元の方などで清掃も済まされており、気持ちよく撮影することができました。
初日は午後から宿泊者向けに、撮影場所としては初めてという日和浜(にわのはま)へ。海女さんには、濡れた磯着を流木でこしらえた竿に干したり、夏のような日差しで熱くなった砂浜の上で乾かしたりしてもらったほか、焚き火で暖を取るなど、昔の生活風景を再現してもらいました。その後、場所を移した御座白浜では、夕日に染まる磯着姿の海女さんに惜しみないシャッター音が響いていました。
11日、御座白浜海岸にて
2日目の午前は御座漁港での海女さんの遊泳、潜水に加え、迫力ある水上バイクの波しぶきに歓声が上がりました。会場を御座白浜の海岸に移した午後は、海女さんの桶を持っての浜歩きや、焚き火や野球少年とのコラボなど、とても楽しい内容でした。
12日、御座白浜海岸にて
最後になりましたが、撮影に協力して下さった海女さん、ならびにお世話していただいた中部本部の事務局員はじめ各委員の皆さま方に厚くお礼申し上げます。
(全日写連三重県本部委員 鎌田美津子)