審査
愛知県本部委員長 宮田典彦、同副委員長 山﨑朗 同委員 平川菊雄、安藤雅和、井澤正子、平野成明、三森美邦 中部本部委員 下里幸子
中部本部委員 下里幸子
街が元気になるようにと3年ぶりに開催された一宮市の「ちんどん祭り」、
古民家の街かどを行くチンドンマンの神妙な表情とシルバーカーに乗ったご老人の視線が素敵で、暖かな春の陽射しも街の元気を盛り上げている。構図、色調ともに印象強い作品である。
愛知県本部委員 三森美邦
豊橋市の動物園、のんほいパークのカバを真正面から撮影した秀作である。
頭部の一部、目のあたりに陽が射し込み、絶妙のタイミングの瞬間を捉えて画面を際立せている。野生の眼光を感じさせる作品である。
愛知県本部委員 井澤正子
安城市のやっこ凧揚げであろうか、黄色のユニホームを着こなし、熟年パワーで凧を揚げる意気込みが伝わってくる。「いくぞ!」の声高らかに、描かれた凧の顔と、意気込みの人々の表情の対比が良く、ローアングル構図が効果的である。