全日本写真連盟

第29回朝日四国写真展

◇主  催◇ 全日写連四国ブロック(愛媛・香川・徳島・高知県本部)

◇主  管◇ 全日写連愛媛県本部

◇後  援◇ 朝日新聞(松山・高松・徳島・高知総局)・全日写連関西本部
       愛媛県・香川県・徳島県・高知県・愛媛朝日テレビ

◇公開審査◇  11月19日(土)12:30~

◇審査会場◇  松山市総合コミュニティセンター会議室

◇審  査◇ 審査委員長 林 栄之 総本部理事
       山中 健二 総本部理事・関西本部委員長
       中田 徹 全日写連関西本部長(朝日新聞映像報道部長)
       小杉 豊和 全日写連関西本部事務局長

◇総応募者 128名(愛媛県30名、香川県42名、徳島県36名、高知県20名)

◇総作品数 568点(愛媛県135点、香川県181点、徳島県172点、高知県80点)

●朝日新聞大賞 : 「少女と風」 岡本早苗(徳島県)
●全日本写真連盟賞 : 「ウクライナを思う」 窪田保孝(愛媛県)
●愛媛県知事賞 : 「出番前」 水沼容子(愛媛県)
●香川県知事賞 : 「山里暮らし」 田羅間カトリ(香川県)
●徳島県知事賞 : 「若者」 大津勝治(徳島県)
●高知県知事賞 : 「仏師工房」 北村健三(高知県)
●愛媛朝日テレビ賞 : 「そよ風」 山田喜吉(徳島県)
●関西本部長賞 : 「飛行機を追いかけて」 岡本正美(愛媛県)
●愛媛県本部長賞 : 「爽やかに滑走」 小泉次郎(愛媛県)
●香川県本部長賞 : 「自由自在」 佐藤道子(香川県)
●徳島県本部長賞 : 「たそがれて」 野藤敏美(徳島県)
●高知県本部長賞 : 「残影」 小松正夫(高知県)
●特選 : 芳之内恒夫(愛媛県)岡田伸枝、田中淳(香川県)阿部啓三、団芳男(徳島県)
●奨励賞 : 永江廣見、竹内良弘(愛媛県)西尾広志、中塚英男、大沢健太朗(香川県)井上憲治、浜村良行、野藤みきよ、喜多昌弘(徳島県)別役悦子(高知県)
●入選 : 山﨑忠輝、倉橋主也、矢野徹朗、河田守、中野富子、藤井輝政、石川文則、渡部義一、佐藤麗子、篠原安吉、大高久昌(愛媛県)森高俊哉、谷三千代、前田重信、長尾忍、熊井照男、中澤福美、城上智子、秋長邦広、中塚正春、藤井保、中畑小夜子、大久保鈴江、岡本直樹、箸方陽子、水嶋毬子、宮﨑正樹、片岡英二、古河美弥子(香川県)林敏彦、福田勉、姫野博司、森賢一、阿部千代恵、岸田義市、市村茂樹、秋山修一、大島茂信、廣野美知子、井藤光章(徳島県)川田英世、田中一郎、久保田征子、吉田直司、山本咲月、市川恭子、宮地知佐、前中良啓、太田和子、小松裕子(高知県)

◇巡回展◇ 展示日時・展示場所
<高知県> 2022年12月14日13時~18日16時
    高知県香南市 香南図書館 3階展示場
<徳島県> 2023年1月27日(金)~1月29日(日)
    徳島県徳島市 シビックセンター3Fギャラリー
<香川県> 2023年2月23日(木)~2月26日(日)
    香川県文化会館 県民ギャラリー
<愛媛県> 2023年3月16日(木)~3月19日(日)
    愛媛県松山市 県美術館(南館)2Fギャラリー4
     9:40~18:00(最終日16:00まで)

 朝日新聞大賞「少女と風」 岡本 早苗(徳島県)

【講評】総本部理事 林 栄之
瞬間を捉える写真の特性がそれぞれの動きを捉え、四人一体として涼風を楽しむひとときが写っている。
たおやかなプリントも素晴らしい。

 全日本写真連盟賞「ウクライナを思う」 窪田 保孝(愛媛県)

【講評】総本部理事 林 栄之
今日の世相を反映した作品。黄と青の建物にウクライナを、爛漫の桜に平和を思います。男は何を語るのでしょうか。

 愛媛県知事賞「出番前」 水沼 容子(愛媛県)

【講評】総本部理事 山中健次
舞台の袖で出番の準備をしているバレリーナ。人物の全体を撮るのではなく、ライトが当たって逆光になった足元だけを狙ったことでバレリーナの緊張感が伝わってきます。

 香川県知事賞「山里暮らし」 田羅間 カトリ(香川県)

【講評】総本部理事 山中健次
山里で暮らすおばあさんと猫。柿の皮を剥き、少し休憩しているようです。猫がおばあさんの手元を見つめ、おばあさんも笑顔です。作品全体に暖かみがあり、癒されます。

 徳島県知事賞「若者」 大津 勝治(徳島県)

【講評】総本部理事 山中健次
少し間を開けて突堤を歩いてくる2人の若者。その肉体美と仕草に若さが溢れています。青空であったことで気持ちも晴れやかで、印象が強くなりました。

 高知県知事賞「仏師工房」 北村 健三(高知県)

【講評】総本部理事 山中健次
全体的に暗い目の中に大きな仏像と製作中であろう小さな仏像があります。若い仏師とその周辺だけが僅かに明るく、作業をしている姿に静寂感と緊張感が漂っています。

 愛媛朝日テレビ賞「そよ風」 山田 喜吉(徳島県)

【講評】総本部理事 山中健次
着物姿の女性を後ろから撮影しています。風で髪の毛が揺れ、背景は爽やかな緑です。
撮影会の一コマかもしれませんが良い瞬間を逃さず、独特の風情を醸し出しています。

 関西本部長賞「飛行機を追いかけて」 岡本 正美(愛媛県)

【講評】関西本部長 中田 徹
夕景に浮かぶ飛行機と小さな自転車。絶妙なタイミングでシャッターが切られています。
色調も含めて欲張りすぎず、シンプルな構成要素ながら空間を最大限生かした作品になっています。

 愛媛県本部長賞「爽やかに滑走」 小泉 次郎(愛媛県)

【講評】関西本部長 中田 徹
カヌー競技の一場面でしょうか。リズムカルなパドルさばきで滑るように進むカヤックを流し撮りでしっかりとらえ、スピード感が伝わる作品です。

 香川県本部長賞「自由自在」 佐藤 道子(香川県)

【講評】関西本部長 中田 徹
色彩あふれる元気な写真です。カラフルな色に染まった髪の毛、ほっぺた、ヒトデのように広げた小さな手。好奇心のまま遊ぶ子どものしぐさが伝わってきます。絵の具をまとって自身がひとつの作品になったかのようです。

 徳島県本部長賞「たそがれて」 野藤 敏美(徳島県)

【講評】関西本部長 中田 徹
日没後の淡い光に照らされたシャボン玉。波打ち際で舞う光景をローアングルから広角レンズでおさめています。広々としたフレーミングの効果か、浮遊感とともに、どこかはかなさも感じられます。

 高知県本部長賞「残影」 小松 正夫(高知県)

【講評】関西本部長 中田 徹
波間に映ったシルエットで、空中に舞い上がったサーファーの躍動感を表現した見事な作品。主題をはっきりさせたフレーミングと、コントラストの強い色調が効果的です。

 特選

「お手伝い」 芳之内 恒夫(愛媛県)
【講評】関西本部事務局長 小杉豊和
吊るし柿を子どもから大人へ手渡す動作が素晴らしい。軒に吊るされた柿も上手くとらえている。後ろで待つ子どもも良い。

「今年も豊作」 岡田 伸枝(香川県)
【講評】関西本部事務局長 小杉豊和
構図の処理が見事だ。流れるようなラインが動きのある写真にしている。季節の風物詩として新聞にも使える。

「帰省中」 田中 淳(香川県)
【講評】関西本部事務局長 小杉豊和
祖母に抱っこされた様子を見つめる母の姿や赤ちゃんを見つめる祖母の姿など、間わいのタイミングが良い。ほのぼのとさせられる作品。

「突風」 阿部 啓三(徳島県)
【講評】関西本部事務局長 小杉豊和
突風で乱れた髪の女性が鋭い目線を送っている瞬間を見事にとらえている。モノクロでハイキーに仕上げているのも素晴らしく、アートな切れのある作品になっている。

「食べちゃったの?」 団 芳男(徳島県)
【講評】関西本部事務局長 小杉豊和
ぺろりと右足を舐めるネコを手前に金魚を引っ掛けて撮影。ちょっと笑えるユーモラスな写真に仕上げている。

 奨励賞

「楽しみの二人」 永江 廣見(愛媛県)

「安全を祈り」 竹内 良弘(愛媛県)

「初舞台」 西尾 広志(香川県)

「初めての海水浴」 中塚 英男(香川県)

「手塩にかけて」 大沢 健太朗(香川県)

「サーファー」 井上 憲治(徳島県)

「陽気な人たち」 浜村 良行(徳島県)

「道連れ」 野藤 みきよ(徳島県)

「ローカル線」 喜多 昌弘(徳島県)

「天空の田植え」 別役 悦子(高知県)

 入  選

全日本写真連盟からのお知らせ

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19/4/26 初心者向け公式写真撮影ガイドブック 発売中
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19/2/15 「全日写連」ルールについて
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2022/08/01
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