全日本写真連盟

第25回 朝日四国写真展

第25回朝日四国写真展の公開審査会が11月4日愛媛県松山市で開催されました。四国四県の各本部所属会員・個人会員・一般を合わせ160名から715点の応募があり、総本部理事・田辺修二氏、関西本部長・浅野哲司氏、関西本部委員長・山中健次氏の3名により慎重に審査された結果、朝日新聞社大賞には愛媛県の大高久昌さんの「走る祭り人」、アサヒカメラ賞には香川県の水嶋毬子さんの「競泳」が選ばれました。 審査終了後,上位入賞作品については,審査員3人が1点ずつ講評されました。入賞27点及び入選作品50点は,来年の1月上旬から3月上旬にかけて各県本部における巡回展で展示されます。

 朝日新聞大賞「走る祭り人」 大高久昌(愛媛県)

良い角度から撮影されています。見物の人達を静止させ、走る祭り人を動感表現した見せ方で、素晴らしい作品になりました。=田辺修二

 アサヒカメラ賞「競泳」 水嶋毬子(香川県)

泳ぐ大勢の人たちの中で、一人カメラマンの方を見ている瞬間を上手く捉え、競泳の雰囲気を倍加させました。=田辺修二

 愛媛県知事賞「四継ぎ獅子」 前田茂穂(愛媛県)

四段の継ぎ獅子を上手く捉え、介添えの人や見物人を上手く入れて素晴らしい作品になりました。=田辺修二

 香川県知事賞「遠足」 中塚英男(香川県)

遠足に良い季節になると奈良公園などでも、よく見かける光景です。良い角度から奥行き感を出して上手く撮っています。=田辺修二

 徳島県知事賞「近代化」 阿部啓三(徳島県)

神輿を普段見かけない車で運んでいる姿が、ローカル色があり、いかにも現代風、過疎化を想像させてしてしまう良い作品です。=田辺修二

 高知県知事賞「お祭り」 恒石丹(高知県)

田の神様に実りの感謝を捧げる祭りのようです。色づいた稲穂や頭を垂れた姿から収穫前の気持ちが伝わる良い作品です。=田辺修二

 愛媛朝日テレビ賞「春が来た」 秋山修一(徳島県)

花の小道、日常着の笑顔の二人。心温まる写真です。つないだ手や杖がアクセントになっています。連れた犬も好演ですね。=浅野哲司

 関西本部長賞「進水」 吉田秀子(愛媛県)

テープや風船、タイミングが見事です。四隅を意識したフレーム。手前や向こう岸の様子がわかる、地域の報道写真です。=浅野哲司

 愛媛県本部長賞「母と娘‐久しぶりの語らい」 戸田一喜(愛媛県)

入院中?のお母さんを娘さんが見舞ったのでしょう。娘さんの笑顔とお母さんの上げた手に暖かさと家族の絆を感じます。=山中健次

 香川県本部長賞「ウォーターボール」 原田美智子(香川県)

ウォーターボールの中に入り遊ぶ少女。なぜかボーリングのボールを投げたスタイル。表情なども良く、楽しい作品です。=山中健次

 徳島県本部長賞「母と子」 紀川英広(徳島県)

お母さんが子どもの両手をしっかり持って何か話しかけています。子は笑顔です。阿波踊りの日の母子の楽しい雰囲気が伝わってきます。=山中健次

 高知県本部長賞「思い詰める」 太田和子(高知県)

足に顔を付け、じっとどこかを見つめています。学校で運動部に入って活動しているのでしょう。両足の多数の傷ときりっと開いた目が印象的で、迫力があります。=山中健次

 特選

「暁の遍路」 伊藤一春(愛媛県)

「猿団子」 竹村 進(香川県)

「パパの船」 田羅間カトリ(香川県)

「晴れ姿」 福井純子(徳島県)

「送り火の夜」 市川恭子(高知県)

 奨励賞

「熱演」 宮崎玲子(愛媛県)

「通学路」 田中 淳(香川県)

「羅漢に祈る」 小野早苗(香川県)

「星雨」 吉村敏嗣(徳島県)

「祈り」 橋本 勝(徳島県)

「姉妹」 岡本早苗(徳島県)

「案じるネコ」 畠山雅子(高知県)

「何想う」 竹澤富世(高知県)

「寒い日」 戸梶昭雄(高知県)

「夏のモンスター」 野中俊秀(高知県)

 入  選

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2022/08/01
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