全日本写真連盟

第25回朝日写真サロン・中国

◇審 査 日　　10月16日（日）　13:00～16:30
◇審査会場　　朝日新聞岡山総局会議室
◇審 査 員　　全日写連関西本部長（朝日新聞映像報道部長）　中田　徹
　　　　　　　　　〃　総本部理事　　　　　　　　　　　　 林　栄之
　　　　　　　　　〃　総本部理事／関西本部委員長　　　　 山中健次
◇総応募者　167名（広島県・岡山県・鳥取県・島根県より）
◇総作品数　658点　

●朝日新聞社大賞　：　髙山 弥寿雄（岡山県）
●関西本部長賞　：　加藤正人（島根県）
●関西本部委員長賞　：　児玉辨二（備後地方）
●広島県本部長賞　：　安田慶子（広島県）
●岡山県本部長賞　：　黒住洋子（岡山県）
●鳥取県本部長賞　：　早川元造（鳥取県）
●島根県本部長賞　：　盆子原 政司（島根県）
●備後地方本部長賞　：　光成郁夫（備後地方）
●特　選　：　向井景昭、鍵本裕次（広島県）　丸山 精、高橋眞也、橋野昌子（備後地方）
●準特選　：　河原弘一、三次凱彦、原田 今朝弘、上瀬 繁（広島県）　石飛桂子、西尾 透（島根県）　
　　　　　　　吉弘俊人（備後地方）
●入　選　：　若松秀敏、朝枝 加津子、諸富 誠、奥林 奈津子、木山 聖、荒木忠義、宮田順正、瀬尾 清、宇都宮 雅江、宮崎 淳、長尾 進、上田利博、妹尾順三、吉村武裕、白神 佐代子、松本 美枝子、黒住憲治、大西 茂、木下稔康、瀬田和男、竹下 朗、八澤元昭、原 一博、藤江松男、野村克己、田坂 将、嘉藤悦子、金崎 操、三加茂 幸子、本木儀和、松下眞吾、錦織 宏、河原 功、増成幸枝、藤江洋子、田中敏夫、
藤田 学、今本光子、片岡佳子、九十九 繁

 朝日新聞社大賞「至福のとき」　髙山弥寿雄（岡山県）

フレーミングが適格です。甘噛みをしている山羊の表情と撫ぜる手にふれあいを感じさ
せる。
講評：総本部理事　林　栄之

 関西本部長賞「高所作業」　加藤正人（島根県）

青空バックに見上げた羽根にクモのようにぶら下がる小さな人影。定期点検時なのか、
風車の高さや巨大さが伝わる絶好の撮影タイミングです。
講評：関西本部長　中田　徹

 関西本部委員長賞「戦友」　児玉辨二（備後地方）

外国での撮影で、真正面からベンチに座った男性４人を撮影しています。その内左から
2人目の男性は戦争で片足を失ったようで、戦争の残酷さを感じます。
講評：総本部理事兼関西本部委員長　山中　健次

 広島県本部長賞「始発列車へ」　安田慶子（広島県）

積雪の駅構内を光源による色の見え方の違いでドラマチックに描いた。添景の人物が効
いた。
講評：総本部理事　林　栄之

 岡山県本部長賞「押し上げられる」　黒住洋子（岡山県）

赤いフォルクスワーゲンの下に土台があるのだと思いますが、つる草に押し上げられた
ように見え、不思議な光景です。
講評：総本部理事兼関西本部委員長　山中　健次

 鳥取県本部長賞「いつ咲くの？」　早川元造（鳥取県）

グリーンとオレンジのシンプルな色調により、蕾（つぼみ）と青虫の独特な造形に目が
いく写真です。開き始めた花弁が、蝶への羽化も暗示しています。
講評：関西本部長　中田　徹

 島根県本部長賞「昼さがり」　盆子原政司（島根県）

整然と並んだ洗濯物に几帳面な人柄がうかがえます。佇まいにも懐かしい昭和の面影が
する。
講評：総本部理事　林　栄之

 備後地方本部長賞「来客」　光成郁夫（備後地方）

漁村での一コマのようです。普段着姿でいつもこの場所に来てはおしゃべりをしている
のでしょう。猫も側にいて、この地の日常の雰囲気が良く伝わってきます。
　　　　　　　　　　　　　　講評：連総本部理事兼関西本部委員長　山中　健次

 特選

「誘蛾灯の点る頃」　向井景昭（広島県）

「サヨウナラ」　鍵本裕次（広島県）

「遊び疲れて」　丸山　精（備後地方）

「朝のグラウンド」　高橋眞也（備後地方）

「真剣勝負」　橋野昌子（備後地方）

 準特選

「過疎の村」　河原弘一（広島県）

「バイク待て～」　三次凱彦（広島県）

「スタートレイル」　原田今朝弘（広島県）

「形影一如」　上瀬　繁（広島県）

「静寂」　石飛桂子（島根県）

「あの夏の日」　西尾　透（島根県）

「路地」　吉弘俊人（備後地方）

 入選