全日本写真連盟

第18回朝日写真サロン・中国

標記審査会が10月19日,鳥取市のとりぎん文化会館で開催されました。
 広島県,岡山県,鳥取県,島根県,備後地方の各本部所属会員・個人会員・一般を合わせ
272名から1,129点の応募があり,総本部理事・北谷弘氏,関西本部長・小林正明氏,関西本部委員長・林栄之氏の3名により慎重に審査された結果,朝日新聞社大賞には,鳥取県本部の本礒君明さんの「光に向かって」が選ばれました。
 審査終了後,上位入賞作品については,北谷理事より講評がなされました。
 入賞25点及び入選作品70点は,本年12月下旬から来年2月下旬にかけて各県本部における巡回展で展示されます。

 朝日新聞社大賞「光に向かって」 本礒 君明(鳥取市)

金色に光った水面に,水中を泳ぐ鯉のぼりが力強く映しだされています。そして,鯉の位置を影の黒い所に持ってきたために色調も良く浮き立ち,また大胆な切り取りによって一層強さを感じさせています。水の流れ等,動きも入れながら纏めた画面構成は見事です。 (総本部理事 北谷 弘)

 アサヒカメラ賞「かくれんぼ」 小西 由紀子(広島市)

シャッターを切る以前から仕上がりが見えていたのでしょう。アイデアの勝利です。(関西本部委員長 林 栄之)

 関西本部長賞「一斉放水」 原田 今朝弘(広島市)

川の形,消防車の赤,虹のバランスが良く,魅力的な写真です。(関西本部長 小林正明)

 広島県本部長賞「金魚祭りだ笑顔で激走」 荒川 純一(広島市)

中央の子供を主体に,駆けてくる子供達を明るい笑顔で旨く纏めた秀作です。(総本部理事 北谷 弘)

 岡山県本部長賞「鋭い視線」 仁井 一郎(赤磐市)

整理されたバックに,男性の表情と手から厳しい生活を感じさせています。(総本部理事 北谷 弘)

 鳥取県本部長賞「風の記憶」 山本 清恵(鳥取市)

朝の斜光が風紋の造形をより美しく描写している。地元の作家ならではの作品。(関西本部委員長 林 栄之)

 島根県本部長賞「霜の朝」 行長 好友(出雲市)

紅葉の葉がポイントで,画面の切り取り方に視線の確かさを感じます。(関西本部長 小林正明)

 備後地方本部長賞「隠れろ」 前田 紀明(三原市)

蛙が動く一瞬を形も面白く映し止め,ユーモアも感じさせた秀作です。(総本部理事 北谷 弘)

 BSS山陰放送賞「幾何模様」 西本 博(鳥取市)

コンクリートの造形物に光と影がパターン美を創り出し,てんとう虫が花を添えている。(関西本部委員長 林 栄之)

 BSS山陰放送賞「陰影競争」 渡辺 正史(松江市)

水面に映った像と合わせてリズミカルな驚きのある写真です。(関西本部長 小林正明)

 特    選

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