自然を題材にする「第21回三重県本部ネイチャーフォトコンテスト」(全日写連三重県本部主催、朝日新聞社など後援)の審査が朝日新聞津総局であり、金賞に渡辺篤子さん(鈴鹿)の「風雪」が選ばれました。
同本部の坂尾富司委員長は「風雪に耐える猿の“人生”の厳しさが表れており、撮影した作者の感性がすばらしい」と講評しました。
応募総数は138人、504点でした。入賞者は以下の皆さんです。(かっこ内は支部名)
▽金賞
「風雪」 渡辺篤子(鈴鹿)
▽銀賞
「光芒シャワー」 伊藤貞幸(春陽クラブ)
▽銅賞
「フェース」 山崎明教(鈴鹿)
▽秀作
「見張り」 伊藤隆彦(かわの)
「夕景」 加藤清史(かわの)
「睨む」 花木義孝(鈴鹿)
「これどうする?」 亀田憲輝(久居)
「釣り橋」 北畠ひとみ(やまみどり)
▽入選
「餌渡し」 白木正治(はまぐり)
「朽木」 鈴木美記朗(はまぐり)
「風に回る」 中村吉宏(桑名)
「こりゃうまいぜ!」 加藤澄子(桑名)
「木霊」 岩谷義治(四日市)
「晩秋」林 薫(四日市)
「絶景かな」 辻 隆司(春陽クラブ)
「冬のシャワー」 吉良新一(春陽クラブ)
「群れる」 植木政弘(鈴鹿)
「初夏の訪れ」 牛場寿子(鈴鹿)
「生存競争」 堀 雅征(鈴鹿)
「花影」 世古満美(かわの)
「飛び立つ」 竹内静恵(かわの)
「得意気に」 長島 隆(かわの)
「帆走」 野崎利雄(かわの)
「つまみ食い」 藤原 雅(かわの)
「母の背」 倉田佳代子(さつき)
「一葉」 上村 雅(津)
「冬色」 武田健一(津)
「晩秋」 村田 元(久居)
「求愛」 藤原 彰(マツサカ四五百)
「ファミリー」 中西佳子(88)
「暮色」 小泉 通(松阪)
「アイスフィッシュ」 小山美すゞ(清流伊勢)
「夕映」 綾野利勝(やまみどり)
「朝靄」 冨田 弘(やまみどり)
「悠々」 水口道成(やまみどり)
水面を自由に動き回るアメンボ。水面の流れと光と長い足のアメンボでできた「顔の造形」。普段見過ごしてしまいそうな一瞬の光景を見事に擬人化して作り上げたユーモラスな作品です。(三重県本部委員長・坂尾富司)