関東本部主催
第12回全日本まつりフォトコンテスト
審査・講評 写真家・関東本部委員 小林紀晴
本コンテストの写真展はコロナウィルスのために当初予定されていたポートレートギャラリーでの開催は中止となり、朝日新聞東京本社2階コンコースで下記日程で実施いたします。
2020年5月9日(土)~6月19日(金)、8時~22時(日曜日8時~17時、最終日15時まで)
※当初のお知らせより期間が延長されました。※新型コロナウイルス感染対策のため、通行時間の短縮や閉鎖の可能性もあります。
【総評】
今回、上位に入賞した作品を拝見して感じたことは「共同体」の力です。男性が集団で写っている作品が多かったからかもしれません。お祭りの多くは過去から連綿と受け継がれて来たものです。私たちは古代から「共同体」により、さまざまなことを行ってきたのだと改めて考えさせられました。その姿を、眼前にしているような気持ちになりました。それはとても心地のよいものでした。
神輿を撮影した作品はけっして珍しくありませんが、とても目をひきました。神輿としゃがん姿勢の組み合わせが、あまり見たことのないアングルだったからでしょう。雨の中、ストロボを焚いたことで一体感と熱気が伝わってきました。