全日本写真連盟

第11回全日本祭フォトコンテスト結果

審査 小林紀晴 写真家・関東本部委員
【総評】
全体を拝見して感じたことがあります。何故、多くの方が祭りに惹かれ、写真を撮るのか、その魅力とはいったい何かについて考えさせられたからです。実は祭りを撮ることで、その先にある人間の想いに触れることができるからではないでしょうか。審査をする上で、それを感じられる写真に何度も出会い、ハッとしました。

 最優秀賞「左義長」 上田 薫(滋賀県)

巨大なしめ縄のようなものの上に親子らしき姿。お父さんは息子をしっかりと抱いています。祭りが親から子へ確かに「想い」とともに、後世へ継承されていきます。美しい情景です。

 優秀賞「聖母行列」 奥平 昌典(長崎県)

白い装束を着た少女たちが、マリアさまを担いでいます。神聖な場面であることが自然と伝わってきます。緊張感があるからです。前後へのブレが効果的で、静的でありながら動的でもあります。

 優秀賞「祭りでもスマホ」 石原 すえ子(福島県)

世の中の光景を大きく変えたものにスマホがあります。祭りでも同じです。でもこの二人の姿は何故かホッとさせてくれます。祭りの余韻を感じさせる穏やか時間が流れているからでしょう。

 朝日新聞社賞「水上の祭り見物」 松浦 昭子(千葉県)

佐原の大祭夏祭りの一場面です。道の山車が進んで行きます。その手前の船上には浴衣を着た若い女性たちがずらり。風流という言葉が自然と湧いてきます。日本の美しき風景がここにあります。

 全日本写真連盟賞「私だけのまつり」 長谷川 博(茨城県)

祭りが終わったあとでしょうか。浴衣の女性が一人。どんな想いで歩いているのでしょうか。とても気になるところです。わからないからこそ、想像が膨らみます。写真全体に色気があります。

 関東本部長賞「信 仰」 柿沼 春枝(埼玉県)

場所が持っている力に圧倒されます。ここに居るのはこの男性だけではありません。過去に生きた、今はいない人々の姿が背後に連なって感じられるからです。身近なところに歴史はひそんでいます。

 審査員特別賞「祭りの日の路地」 小薬 勝雄(茨城県)

幼い祭りの日の記憶で、後々まで覚えているのはこんな場面だったりするのかもしれません。大人が普段とは違う顔をしていたり、ふと心踊っている自分の姿に気づく時だからです。

 特選

「厄祓いの儀式」 齋藤 昭雄(埼玉県)

「現代へワープ」 保科 幸裕(埼玉県)

「役七夕の夜」 松浦 昭宏(静岡県)

「チンドンが行く」 植木 政弘(三重県)

「出番待つこどもたち」 河田 守(愛媛県)

 準特選

「意気投合」 小久保 敦央(埼玉県)

「出番前」 古怒田 潔(埼玉県)

「頼もしい担手」 国広 妙子(千葉県)

「鬼さんこちら」 井上 和人(神奈川県)

「女ですもの」 渡邊 雅勇(静岡県)

「帰り道」 佐藤 香代(三重県)

「人馬一体」 隅本 昇(京都府)

「やっと到着」 横山 周作(大阪府)

「水かけ祭り」 西村 充康(奈良県)

「祈 り」 橋本 勝(徳島県)

 入選

 高校生優秀賞

「力を合わせて」 藤大 弓実花(香川県)

 高校生入選

「男意気」 清水 咲良(香川県)


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