全日本写真連盟

第8回全日本まつりフオトコンテスト

第8回全日本まつりフオトコンテスト 結果発表
審査・講評   写真家 齊藤康一

総評
 今更ながら祭りの多さに驚かされます。今回の応募された作品も多岐にわたりました。それはさておき、今回の応募数は前年を上回ること588点、嬉しいことです。しかも内容の素晴らしさも前年をはるかに上回ったものでした。

 最優秀賞「雨のひとぼし」 齊藤 昭雄(埼玉県)

 松明を縄に付け円を描く様に廻すそうですが美しいものですね、言う迄もなく3、4秒のスローシャッターになると思いますが、手前の人々や周囲の状況も含め見事に一枚でその状態を描き出していると感心致しました。

 優秀賞「華やかに」 岩崎 茂樹(神奈川県)

春爛漫、嬉しそうな少女達の舞い姿を正面からきっちりと画面に収めバックの桜とのバランスも良い。とにかく楽しさいっぱいの祭りといった感じがしました。

 優秀賞「神職がゆく」 山田 興亜(広島県)

チョット照れ臭そうですが何とも言えない良い笑顔、後を行く神職の実に真面目そうな表情とは対象的。何となく楽しさが溢れ出してくる感じもします。

 朝日新聞社賞「歓声に包まれる」 渡邊 雅勇(静岡県)

こんな危ないことやってもいいのかなと思いながらも祭りの楽しさを表現しているとも思いました。火の勢いに対して周辺の人々の表情が何ともいいですね。祭りだからこそと言った感じです。

 関東本部長賞「祭りの合間」 白勢 良紀(新潟県)

 遠くにざわめきを聞きながら二人の世話人はホッと一息の刻でしょうか、暗いトーンの中に左側に提灯を生かした画面づくり、実に良い瞬間を撮ったものと感心しました。

 首都圏ブロック賞「ふるさとの七夕」 斉藤  貴(宮城県)

周辺の緑を生かしながらの行列、実に長閑な感じが画面いっぱいに拡がり、その中央を歩く子の振り返った瞬間を実に見事に撮られたものと感心いたしました。

 特選

「踊どらなそんそん」 遠藤 俊之(岡山県)

「ハロウィンの女」 西田 敏夫(神奈川県)

「燃えよ、日本男児」 吉田 和春(東京都)

「こわいよー!」 大西 圭治(神奈川県)

「祭りの子」 大島 雅子(愛知県)

 準特選

「神輿待つ長老」 吉川 龍一(京都府)

「行け、行け、、、」 小松崎 武美(埼玉県)

「出番待ち」 萩原 征而(埼玉県)

「お札お焚き上げ」 小森 治之(千葉県)

「鈴の音たかく」 堀越 末次(千葉県)

「嫁入り行列」 伊藤 幹雄(東京都)

「ド迫力」 藤川 豊彦(神奈川県)

「霧の川中島」 朝井 美紀子(長野県)

「血気盛んに」 市川 功子(三重県)

「二見ヶ浦夏至祭」 若原 正之(大阪府)

 入選

 高校生入選

「謙信、出陣」 朝井 晴佳(長野県)

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2022/08/01
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