作品選・講評・全日本写真連盟総本部理事 北谷 弘 氏
見慣れた蓮の花を、どのように自分の感性で変化させて見せるか、というところだと思う。この場合ブルーの色で幻想的に浮き上がらせる見せ方に、良さがあった。
三宮 健秀(土佐市) 写真というものは、光をいかに、上手く生かし表現するかでありペアーとなった糸ヤンマーを四角でもなく、楕円に近い光の中に配置した画面構成に、この作品のよさがある。
北村 健三(土佐市) 色の変化を見せられた面白い作品です。バックの赤いところに蕾を配置し、横に黄色い色をもってきたことで変化が出、良い作品となっている。
竹内 晴朗(高知市) ハチの飛んでいる写真は、たくさんあったが、逆光でとらえたことでハチの羽が光って見え、ポイントとして画面の中で利いている。ピンクの花のリズム感、躍動感が感じられるところに良さがあった。
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