手前の草花をぼかしたり、背景を処理することにより優しい顔立ちのモデルを引き立たせています。周囲の光も有効に利用して、いかにもタイトル通りの作品となりました。
画面構成がよく考えられています。撮影されているモデルに、男性が遠慮がちに声を掛けている様がよくわかり、優しさが感じられます。
シャッターチャンスが良いです。真に迫ったモデルの叫び声が聞こえてきそうな作品です。本物のペリカンも背景に写し込まれていて場所もよくわかります。
背景を黒く落としたことでモデルが浮き上がり、自然な微笑みが上手く表現出来ています。ポートレート撮影のお手本です。
「初夏のひととき」 生月 久雄（下関市）
「蟻地獄」 黒木 丸生（下関市）
「ポートレート」 豊嶋 信行（下関市）
「風のいたずら」 松本 信夫（下関市）
「巨怪人の下で」 井口 勝夫（宇部市）
「好奇心」 花田 博義（宇部市）
「新緑の香り」 渡邉 サダ子（山口市）
「OKヨ」 持吉 勝三（光市）
「見つけた」 山徳 保（長門市）
「微笑」 藤井 孝子（周南市）
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