熊本県山都町と熊本県本部が共催の「第19回山都町写真コンテスト」の審査が行われ、写真部門の9点の入賞作品が決まった。最優秀の山都町長賞には、地元の上田幸洋さんの作品「鍾馗降臨」が選ばれました。
審査 総本部委員 藤脇正真
湧き上がる雲が、竹や杉などで造った「大造り物」を盛り立てています。主役と背景のバランスを考えてものにした傑作です。
水しぶきが爽快な一枚です。締め込み姿の子供たちが実に愛らしい。顔が見えていれば……、と悔やまれます。
引いて撮って大正解。祝詞を読み上げる男性の背景に広がる青空、片隅には鱗雲。これぞ「秋祭り」という秀作です。
水面に映った逆さ景色をうまく捉えています。水流による微妙な「ゆらぎ」がいい雰囲気を醸し出しています。