岡崎公園や神明宮など、岡崎市の春を写す「おかざき春ロマンフォトコンテスト」(主催・全日本写真連盟県本部、後援・朝日新聞社、岡崎市、同市観光協会、神明宮)の入賞作品が決まった。
今年は100点の応募があり、宮田典彦委員長ら13人の県本部委員が審査。金賞は磯貝美代子さん(豊明市)、銀賞は佐古忠夫さん(小牧市)でタイトルはいずれも「宵祭り」、銅賞は高橋敏郎さん(岡崎市)の「跳動」と片田綾子さん(春日井市)の「さあー頑張ろう」が選ばれた。磯貝さんは2年連続の金賞。
表彰式は7月24日の写真研究会前に実施。作品展は8月20日~24日、岡崎市役所西庁舎ロビー(土、日は閉館)で開かれる。
その他の入賞者は次のみなさん。(敬称略)
【秀作】佐野弘(岡崎市)岡本邦良、倉知恵子(刈谷市)坪内薫(豊田市)滝本佳代子(日進市)
【入選】谷昇(大府市)阿形弘、上原美穂子、木村博誌、高木良行、竹内信子(岡崎市)磯部香里、岡本明、柴田鈴江(刈谷市)神野高明(東海市)
神明宮祭礼の前日、宵まつりの境内、提灯に囲まれて、法被姿の子どもたちが手花火をしている。ほのぼのとしたムードの光の中、花火と人物のバランスがよく、宵の雰囲気が素敵に表現されている。撮影者の構成力と被写体へのまなざしが優れた作品を生み出している。(選評:県本部委員長 宮田典彦)
赤い提灯を手に持って、宵祭り会場の神社に向かう子供たち。作品から「ワッショイ、ワッショイ」の掛け声が聞こえてくるように感じられる。被写体を正面から捉え、力強い描写に仕上がった良い作品である。(選評:県本部委員 川合軍)