全日本写真連盟

第34回いつでもどこでもフォト俳句

【総評】
 三人の新投稿者もあり嬉しいことでした。しかし、写真にある情景を詠んだ作が多くあり残念さを感じます。例えば、青空に太陽を向くひときわ背高い向日葵を写した写真があり、これに〈青空に浮かぶヒマワリ陽に吠えて〉と付けたのでは、そのままでコラボとなりません。花を題材にしてもいいのですが直接詠まないことで、ひと工夫が必要です。


【全日写連会員の皆様よりフォト俳句の作品を募集します】

第35回いつでもどこでもフォト俳句(2026年9-10月合併号)の『締め切りは2026年7月10日』です。
第36回いつでもどこでもフォト俳句(2026年11-12月合併号)の『締め切りは2026年9月10日』です。

【投稿の方法】
応募は郵送(2Lサイズ)かメール添付(JPEG)で、
写真の裏に、①自作の俳句、②住所、氏名を明記してください。
一人5句まで。作品は返却しません。
〒104-8011 朝日新聞東京本社全日本写真連盟「フォト俳句」係
メール:ajaps@photo-asahi.com



 優秀賞「また明日言える幸せ夕茜」 榎原等(神奈川県)

とても味わい深いコラボです。一日サーフィンを楽しんだ親子。茜色の空に手を振る子のシルエットは、まさしくまた明日です。しかし、事故もなく無事に過ごせたパパとママは、浜辺を去る時に見かけた夕空に映える白い花の茜草に感謝しています。茜は止血薬などの漢方薬に使われるもので常用しているのです。写真と句に重層感のある作となりました。

 入選「風少しあれど厳しき残暑かな」 嶋川龍雄(青森県)

青森尻屋崎の放牧馬たちでしょうか。真冬の吹雪のなかに立ちすくむ寒立馬の姿には感動を覚えます。あの厳冬期からすると、むしろ暑さ、特に残暑は残酷かも知れず仔馬はお手上げの様子。寝る子は良く育つで、いずれ親馬のように成長するのでしょう。自然での生き様を謳い上げました。

 入選「足先の小さなアート秋の旅」 久保和子(兵庫県)

神戸で発見したようで、石畳の中にあるおしゃれな、まさにアートフルな表示版。これはマンホールの蓋ではないようですが、東京のお茶の水近辺でも、ゆかりのある鉄腕アトムやお茶の水博士のイラストが描かれたマンホールの蓋があり楽しめます。観察力が発揮されての一作です。

 佳作

「故郷の薬味豊かな冷奴」 福岡育代(東京都)

「少年のジュラ紀を巡る夏休み」 西村美枝(長野県)

「チョコレート苦し祇園は衣更え」 蒲田晧兵(京都府)

「ここは何処言葉いろいろ夏の街」 中川富夫(京都府)

「夫々の影を揺らして夏休暇」 神長誉夫(兵庫県)

「星祭大きな願ひ短冊に」 松林義明(兵庫県)

 選者作例「夢二への想ひの里や秋澄めり」 中谷吉隆(俳号 龍子)

大正ロマンの画家として、また詩人として名を馳せた竹久夢二の故里は岡山県で何度か尋ねた。「夢二式美人画」には、イタリアの画家モディリアーニの哀愁を帯びた人物画を思わせるものもあり惹かれる。夢二の詩に『宵待草』があり歌謡曲でもヒットしたが、こちらはコスモスを使い、モディリアーニ風の「中谷式美人」を撮り、夢二へのオマージュとしての作品。こんな楽しみ方もまた一興かと思った次第。

全日本写真連盟からのお知らせ

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26/8/5 夏季休業のお知らせ
総本部
19/4/26 初心者向け写真撮影ガイドブック 発売中
総本部
19/2/15 「全日写連」ルールについて
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2022/08/01
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