全日本写真連盟

長野県本部2023年支部合同写真コンテスト

長野県は、風光明媚で伝統行事も多く、被写体には事欠かない地域だと思います。今回の応募作品は素晴らしい作品が多く、場所、時期など地元の強みをいかした作品が目をひきました。審査にあたっては、独創性や撮影意図が明確な作品を選ばせていただきました。

審査 新潟県本部委員長 弥田正蔵

 最優秀賞「里山春の訪れ」 浅川泰広(穂高支部 )

手前にタンポポの花、中間の水面には残雪の山が映り込み、そして遠景には残雪の山々など遠近感を見事に表現しています。画面構成が素晴らしく、さわやかな印象を与える作品となりました。

 朝日新聞社賞「楽しい帰り道」 小林芳夫(東信支部)

桜並木の通学路を話をしながら帰る子供たち。ランドセルに黄色いカバーを掛けた児童が傘で遊んでいる様子が印象的です。子供たちの楽しそうな会話が聞こえてくるような見事な作品です。

 全日本写真連盟賞「眞夏の遊水池」 小松宏彰(安曇野 )

水辺のサギを望遠レンズで狙って、近景と遠景をぼかし、動いているサギにピントを合わせて撮影しています。サギを画面の中央にバランスよく配置し綺麗な作品に仕上げています。

 優秀賞

「二人の時間」 早川千芳(松本フォトクラブ)
初夏の公園でしょうか? 満開の紫陽花を老夫婦が眺めています。二人が穏やかな時間を楽しんでいる様子が伝わってきます。心温まる作品となりました。

「山里の春」 林春男(穂高支部)
静かな山里に忙しい春の農作業がはじまっています。道路脇の木には赤い花が咲いています。家なみや赤い花がバランスよく画面構成され、背景の山並みを入れることによって山里の情景を上手く表現しています。

「昼下がり」 神戸幸人(長野支部)
ほおずきの鉢植えに手桶の水をやったのか下の舗装が濡れています。縁台に置いたほおずきを祭り衣装を身に着けた子供と母親が眺めています。昼下がりの様子を上手く捉えた微笑ましい作品です。

 入選

 佳作

全日本写真連盟からのお知らせ

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2022/08/01
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