◇コンテスト応募:22名 、 80点 ◇審査講評◇ 関西本部委員 寺澤 啓 ●推薦:田中一郎(佐川町) ●特選:久保田征子(高知市) 山本咲月 (四万十市) ●準特選:前中良啓、 別役悦子(香南市) 宮地知佐(黒潮町) ●入選:富田美郎、 川田英世、 小松正夫、 市川恭子、 計屋孝子、 三本幸子、 太田和子、 小松裕子、 江口増水、 浦田静子
朝の犬の散歩で雪が降り白黒にしたことで雪の情景が強調された。橋を奥行きある画面構成で見せ冬の早朝の清々しさを感じる作品です。
前が見えない程の大雪が降り続き一人で道を歩く姿は苦難の道を進んでいるようにも見えます。赤い傘も良いですが人物全体にかかっている雪がより一層厳しさを感じさせます。
ペリカンが大きく口を開けて口の中に雪が積もっているユニークな場面。ペリカンが雪を頬張っているようにも見え、また後方の人物像も雪に戯れているように見えた楽しい作品です。
「気嵐」 前中良啓(香南市) 気嵐が起き自然現象の凄さを感じます。柔らかい色合いが神秘的な情景を生んでいます。
「厳冬に挑戦」 別役悦子(香南市) 半逆光線で気嵐を海全体見せ、釣り人が冬の海に挑む姿が良いです。
「雪のトンネル」 宮地知佐(黒潮町) 雪が周囲を覆っている山道をトンネル構図で見せ、年配の人物が腰をかがめて通っている姿は雪の凄さを感じます。
〒104-8011 東京都中央区築地5-3-2 朝日新聞東京本社内 全日本写真連盟事務局 TEL:03-5540-7413