全日本写真連盟

令和5年11月群馬県本部例会

講評 塚越邦明

今年度は互選方式になりました。会員同士が持ち寄った作品を5点選び得票の多い順で順位をします。

 1席

「彼岸花」 森村陽一(高崎シティクラブ)
赤い彼岸花が点在する中に白鷺がたたずんでいる絶好のシュチエーションです。しかも白鷺のバックが木の幹で暗くなりより一層目立つように。おそらくこの場所に来るまで待っていたのでしょう。

 2席

「はなび1」 島谷幸平(高崎シティクラブ)
よくある花火の写真と思いきや町の灯りを見ると横に流れています。花火が重ならないようにずらして撮影されてうまい配置になっています。花火が赤色だけではなく他の色があると一層華やかになるように思います

「疾走」 綾部すが(桐生支部)
流鏑馬で矢を構える所ですね。早い動きをうまく捉えています。少しシャッターを遅くし周りが流れるとより良い写真になると思います。

「朝日を撮る人」 柳秀秋(高崎シティクラブ)
防波堤で朝日と波を狙っていたらお仲間でしょうか?画面に入ってしまったのですかね?画題からすると人物がもっと中央にいた方がしっくりとすると思います。

 5席

「願いを込めて」 黒崎守輝(高崎シティクラブ)
滝の水が白く流れ水量が多く迫力を感じます。右側のお坊さんが中途半端ですね、これしか写っていないのであれば切ってしまった方が良いと思います。

「渓流の夏」 高津佳人(高崎シティクラブ)
青々とした渓流、良い場所を見つけましたね。シャッタースピードを遅くし水面を白くしたことで水量の多さを感じます。好みだとは思いますが水の透明感を感じられても良かったのかもしれません。

「変面表演」 高田隆盛(高崎シティクラブ)
中国の舞踏でしょうか?手前のマント?をぶらすことによって動きが出ていますし、大胆な画面構成で面白い写真に仕上がっています。

「鍛錬」 梶原武(ウィルダネス支部)
先日の岐阜県本部の撮影会の写真ですね。火花が飛び散り、刀鍛冶が鋼を鍛えている姿や親方の表情からも真剣さ、熱さなどが伝わってきます。

全日本写真連盟からのお知らせ

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19/4/26 初心者向け公式写真撮影ガイドブック 発売中
総本部
19/2/15 「全日写連」ルールについて
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2022/08/01
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