全日本写真連盟

岡山県本部 2022年度風景写真コンテスト

◇ 審査・講評 関西本部委員 森 芳樹

●推薦:松本美枝子(岡山市)

●特選:髙山弥寿雄(岡山市)安井登志実(井原市)

●準特選:花野尚志(笠岡市)景山正男、黒住洋子(岡山市)

●入選:深谷学、白神佐代子、山本倫也、島津明申、黒住憲治、古谷野和子、小川知廣、竹下俊彦、清水孝之、村上博昭

【総評】 関西本部委員 森 芳樹
さすが岡山県ですね。瀬戸内、海の優秀作品が多かったです。
43名様、総数224点の作品で、見応えが有り、16点の優秀作品を選ぶのは、時間が掛かりました。
選に漏れた作品は大変申し訳ございませんが、しかし優秀作品も多かったです。
女性の力作にも頑張っているお姿が目に浮かびます。
皆様、益々頑張られて又、素晴らしい作品を拝見させて下さい。

 推薦「 海ほたるの輝き」  松本 美枝子(岡山市)

あやしく光る海ほたると、橋の上から舞い降りる陽炎の様な光が見事に融合。
夜の海を演出する光の競演の素晴らしい作品となりました。

 特選「 叫び」  髙山 弥寿雄(岡山市)

枯葉の流れをスローで撮った抽象的な作品で、岡本太郎画伯の絵の様です。
題名もいいですね。この作品から、何か叫び声が聞こえて来ます。

 特選「 夜の内海大橋」  安井 登志実(井原市)

島と島とを結ぶ内海大橋を広角レンズでダイナミックに撮らえ、橋の上のダイヤモンド
に輝く光と海に降り注ぐ光の輝きが見事に演出されております。

 準特選

「 晩秋の瀬戸夕景」  花野 尚志(笠岡市)
光の良い時期に撮影した、これぞ瀬戸内の風景ですね。帯状に輝く夕景とゆっくり
航海する船舶、島のシルエットが画面を引き締めて秀作となりました。

「 吹雪の「風の葉」」  景山 正男(岡山市)
「風の葉」とは、この建物の事でしょうか。それにしても横なぐりの凄い吹雪
ですね。手前の方達は何を作っておるのでしょうか。寒いのにご苦労様です。

「 閑散」  黒住 洋子(岡山市)
人気の無い自動車販売店を俯瞰で撮った作品で、中央の点景の人物と陳列の車の
シルエットが寒い朝の雰囲気を、演出しております。静と動の面白さですね。

 入選

「 夕凪」  深谷 学(井原市)

「 早朝の漁」  白神 佐代子(玉野市)

「 蒼い斜光」  山本 倫也(倉敷市)

「 単独行」  島津 明申(倉敷市)

「 夕闇迫る」  黒住 憲治(岡山市)

「 群舞」  古谷野 和子(岡山市)

「 朝靄にけぶる」  小川 知廣(倉敷市)

「 弧を描いて」  竹下 俊彦(岡山市)

「 残り柿」  清水 孝之(玉野市)

「 彩湖」  村上 博昭(笠岡市)

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2022/08/01
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