全日本写真連盟

岡山県本部 自由作品コンテスト

◇ 審査・講評 関西本部委員 弓場康廣

● 推薦 : 松本美枝子(岡山市)

● 特選 : 黒住洋子、 大橋典昌(岡山市)

● 準特選 : 三戸康正(岡山市) 下須賀誠(倉敷市) 仁井一郎(赤磐市)

● 入選 : 景山正男、 横山澄子、 黒住憲治、 高山弥寿雄、 小松原文治、 蓮池のりえ、 石野晋介、 冨松伸行、 髙坂裕午、 小川知廣、 近藤恵子、 島津明申、 山本倫也、 白髪長則、 仁科宜洋、 花野尚志、 長尾進、 佐野寔、 中谷二三男、 石原淳子

 推薦「待春」 松本美枝子(岡山市)

肌寒い空気と心地よい母子の温もりが感じられます。 夕景、逆光によるラインライトが母子をくっきりと際立たせています。2人のいつもの散歩コースでしょうか。乳母車が母子の生活をうかがわせて効果的です。

 特選「出番前」 黒住洋子(岡山市)

鋭い朝の光の中、黙って草鞋の紐を結ぶ修験者に緊張感があります。一人だけ違う衣装の修験者の存在が画面を引き締めています。右下に見える竹、バックの神社の紋章が場所や行事の内容を想像させます。

 特選「鴨とカケッコ」 大橋典昌(岡山市)

少年の驚きを含んだ愛嬌のある笑顔とフォームが見るものに微笑みを誘います。少年がモノトーンのカモの群れの飛翔と重なることなく配置されており、シャッターチャンスを見事に捉えています。

 準特選

「帰り道」 三戸康正(岡山市)
夕景の大通りを捉えたすばらしいスナップショットです。夕陽を反射した路面とレール、急ぐ男性、路面電車、信号、車の屋根の反射、さらに車に隠れそうになる急ぎ足の2人。たくさんのものを捉えながらそれぞれが日常の夕方の喧噪を伝える働きをしています。

「走れ神輿」 下須賀 誠(倉敷市)
祭りで一気に発揮されるエネルギーを感じます。神輿を抱え全力で走るそれぞれの男の表情、肢体の力強さをみごとに捉えています。ローアングルで神輿を中央より左に配した構図もすばらしい。祭りでしか見られない一瞬を切り取っています。

「私もあれ欲しいな!」 仁井一郎(赤磐市)
友達の物に示す幼子の好奇心を見事に捉えています。一人だけ違った飲み物の子、意に介さぬ他の2人とともに、大人の誰もが経験してきた子供の世界を捉えており、共感を呼ぶ作品です。

 入選

「わあ、氷だ・・・」 景山正男(岡山市)

「女子会」 横山澄子(岡山市)

「乱舞」 黒住憲治(岡山市)

「小さな命」 髙山弥寿雄(岡山市)

「妖艶」 小松原文治(岡山市)

「希望」 蓮池のりえ(岡山市)

「緊張の時」 石野晋介(岡山市)

「故郷へ」 冨松伸行(岡山市)

「チョット緊張」 小川知廣(倉敷市)

「見つけた!」 近藤恵子(倉敷市)

「雨かあ!」 島津明申(倉敷市)

「あと少し」 山本倫也(倉敷市)

「Madam Rose」 白髪長則(倉敷市)

「大松明」 仁科宜洋(笠岡市)

「市場の魚屋さん」 花野尚志(笠岡市)

「廃車」 髙坂裕午(岡山市)

「子狐」 長尾 進(浅口市)

「祭りの男衆」 佐野 寔(玉野市)

「僕の季節」 中谷二三男(備前市)

「星に願いを」 石原淳子(赤磐市)

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2022/08/01
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