全日本写真連盟

2022年度山形県本部第2回会員写真コンテスト 課題「道」

課題: 「 道 」
コンテスト締め切り2022年11月15日
応募者数  22名 応募総数 80点
審査員 近藤悦朗(全日本写真連盟関東本部委員)

総評
今回のテーマは「道」。応募者数22名、応募作品が80点。「道」というタイトルになっているは映画、歌にもなっています。また人生を重ね合わせることがあります。作品の中にも結婚、支え合う高齢者の姿などこれからの人生の道を撮影したスナップが多くありました。道がなくては何事も進みません。風景の中での道、山を登るための過酷な道などなど様々な道を撮影者の皆さんの視点で表現しています。またそれぞれ季節感を入れているのがいいですね。技術的にも若干ピントが甘い作品も目立ちましたが、構図的にもきちんと考えて作品を作っていました。これからも皆さんの趣味の写真の道を究めて下さい。

 最優秀賞「紅葉迫り来る」 鈴木貞治(天童支部)

トンネルを出ると見事な紅葉。山の上までが綺麗に色づいています。車を走らせていて紅葉は見えたでしょうが、出口近くで圧倒される紅葉には「すごい!」と声が出そうです。トンネルの出口を入れたのがいいですが、撮影の際、事故にはくれぐれも注意しましょう。

 優秀賞「空の道」 西尾秀男(天童支部)

天高く飛行する航空機。旅客機でしょうか。飛行機雲が消えず長くたなびいています。まさに航空機の道が表現されています。空の感じがいいですね。雲海の上には山が見えます。どこかの山からの撮影でしょうか、こんなに長い飛行機雲は珍しいです。幸運に恵まれました。

 秀作「途絶えた鉄路」 高橋俊二(天童支部)

国道のトンネル工事の関連で止まった陸羽西線。地方の赤字路線はどこも廃止になっていますが、2年間の休止。今は走る音もなく線路も錆付き始めています。工事が終わり再び走り出すのでしょうか?陸羽西線の将来を暗示させるような写真です

 秀作「信仰の里道」 樋渡博(最北支部)

雪が舞う寒い朝、托鉢修行の僧侶達に手を合わせる人たち。雪の中、コートも着ていなくて頭を下げるお母さん、手を合わせ見送る子供。舞う小雪も写って寒さが表現されています。

 入選

「カタツムリ様のお通りだい!」 庄司武見(山形支部)

「みんなであるこう!」 豊岡守一(最北支部)

「古道」 栗田勝美(最北支部)

「参道を行く」 小野浩也(最北支部)

「修業への木道」 横尾範昭(天童支部)

「ひまわり畑の中で」 齋藤 彰(最北支部)

「誓い合う」 笹原一則(天童支部)

「参道の90才」 松浦敬次郎(山形支部)

「二人が歩んだ道」 渡部 潔(天童支部)

「頂きめざして」 川村弘子(天童支部)

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2022/08/01
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