全日本写真連盟

2021年度 第1回山形県会員写真コンテスト結果発表

2021年度 第1回山形県会員写真コンテスト
コンテスト締め切り2021年5月15日
応募者数  26名 応募総数  106点
審査員 近藤悦朗(全日本写真連盟関東本部委員)
総評
今回は総数106点。撮影時期がちょうど桜の満開にあたり、多くのいい桜の写真が多かったです。また美しい新緑の写真も多く、寒い時期を脱して春の喜びを表現した作品が印象に残りました。また鳥関係も多く、特に白鳥の作品が目立ちました。スローシャッターで白鳥が飛ぶ瞬間を流し撮りにしたりで何か新しい試みにチャレンジする姿勢が積極的です。今回は惜しくも選出しませんでしたが、これからもどんどん挑戦してください。今年もコロナ禍で祭りの行事も中止のところが多く、そういう作品が少なかったのは残念です。
今後も皆さんの感覚を研ぎ澄ましていい作品を撮ってください。

全入賞者リストはこちら

 最優秀賞「風力の守り人」 樋渡  博(最北支部)

風力発電の羽根の部分を修理する作業員。いやー大変な作業ですね。日本刀のような細い羽根が画面を切り裂いているような構図がいいですね。よく見ると結構傷がついているのですね。慣れているとはいえ、しがみつくように作業する作業員を見ていると怖い感じがします。シンプルな構図ですが訴える力が強い写真です

 優秀賞「幸せの梯子」 高橋 俊二(天童支部)

厚い雲間から陽が射して現れる現象。空から降り注ぐ光ともに天使が舞い降り、見た人は幸せになれると言われる「天使の梯子」(天使の階段とも言われる)。また夕日の時間帯なので降り注ぐ光が地上に届き茜色に染まり、まさにそんな感じです。いいチャンスに恵まれました。選ばれたのはやはり天使のおかげ(?)

 優秀賞「春うらら」 豊岡 守一(最北支部)

何気ない風景ですがのんびりとした春がいいですね。後方には残雪の山そして満開の桜並木。青い空と桜。何となくハミングしたくなるような道。一人で桜を楽しむ女性。贅沢を独り占めしている感じがなかなかいいです

 秀作「枝垂桜」 松浦 英子(山形支部)

相当の古木ですね。枝垂れ桜の枝を何本の柱で支えています。その甲斐あってか満開で見事ですね。ボリューム感が出ています。階段の下から見上げての撮影なので圧倒する力が表現されています。

 秀作「テイクアウト」 髙橋 秀一(最北支部)

獲物を捕らえて巣に戻ってきた鷹(?)。着地寸前の大きく広げた翼と眼光鋭い眼。この時期はひなが誕生して親鳥は忙しいと言いますがこれもそんな感じでしょうか。ピントも良くいい瞬間をとらえました。

 入選「夕照」 井上 孝男(最北支部)

 入選「遭遇」 栗田 久美子(最北支部)

 入選「カヌーで巡る」 松浦 敬次郎(山形支部)

 入選「種まき桜」 鈴木 良範(天童支部)

 入選「孫からだ」 片見 信廣(最北支部)

 入選「朝もやに羽を休めて」 鈴木 貞治(天童支部)

 入選「吉日」 小野 浩也(最北支部)

 入選「花よりスマホ」 庄司 武見(山形支部)

 入選「庄内」 須藤 征義(尾花沢支部)

 入選「スーイスイ」 川村 弘子(天童支部)

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