応募者数 18名 応募総数 51点
審査員 近藤悦朗(全日本写真連盟関東本部委員)
総評
今回の課題は「風」。51点の作品。風は目に見えない現象ですから風を表現するのには撮影の技術的なテクニックなども必要となります。今回もススキなどをスローシャッターで撮影してススキをブラして風を表現している作品が目につきました。季節的に鯉のぼりの作品が多く目につきました。その中であえて逆の発想で無風を表現した横尾さんの作品も目をひきました。
みなさんそれぞれ苦労しながら風にトライ。噴水の動き、初夏の風物詩の風鈴などそれぞれの目で風を意識していました。難しい課題でしたが果敢に挑戦した目は全体的に評価できます。
吹雪ですね。かなりの風が吹いて赤い実をつけた柿の木が強い風に耐えています。スローシャッターなので雪の流れが風をうまく表現しています。風の強い地域でしょうか?柿の木が斜めになっています。初冬の季節感も出て寒さを感じさせる感じがいいです。
湖の水面が穏やかな風で色々な模様を作っています。よく紅葉の季節などで水面に映るも強い風で波が立ち見えない時があります。穏やかな風はこういう面白い模様ができるのですね。視点がいいです。少ないですが、落ち葉も見え秋の季節感も表現。抽象画の感じがアートな感じで良いです。