◇審査・講評 関西本部委員 山本雅也
●推 薦 ： 黒住憲治（岡山市）
●特 選 ： 仁井一郎（赤磐市） 黒住洋子（岡山市）
●準特選 ： 蓮池のりえ（岡山市） 山本倫也（倉敷市） 深谷 学（井原市）
●入 選 ： 下須賀誠、 三戸康正、 白神佐代子、 髙山弥寿雄、 松本美枝子、 深谷幸一、
内田吉昭、 近藤謙介、 神﨑元重、 小松原文治
【総 評】
ようやくコロナ感染もおさまりつつあり行事、祭りの作品の比率が増えてきたように思いました。いずれにせよ作品作りは、被写体選びと出会いから始まります。自身が感動しなければ良い写真は写せません。そこに自己を如何に表現していくかが必要となってきます。今回、心に響く作品であるかどうかいうことを念頭に置いて審査いたしました。
トップでゴールした選手の歓喜の瞬間を見事に捉えた秀作です。特に長く伸びた足と白いテープが印象的に表現されています。
急な階段を上がっていく姿を見ていると元気に逞しく育ってほしいと願う親心が伝わってきます。
書道パフォーマンスの一体感ある姿を捉えた作者の感性は見事で一つのドラマを感じます。周囲の黒色が効いています。
蝋梅の香りを感じながら幸せいっぱいな表情に姉妹愛を感じます。
画面いっぱいに広がるレンズワークの捉え方がこの作品の全てです。また赤服老人がワンポイントで効いています。
しだれ桜をピンク調で纏め上げ、日本画を見ているようで心洗われる作品です。
「春の香りに包まれて」 下須賀 誠（倉敷市）
「春のホームで」 三戸 康正（岡山市）
「楽しいひととき」 白神 佐代子（玉野市）
「春宵の舞台に立って」 髙山 弥寿雄（岡山市）
「鉢合わせ」 松本 美枝子（岡山市）
「お出かけ」 深谷 幸一（岡山市）
「アルプスの朝焼け」 内田 吉昭（赤磐市）
「ママ友」 近藤 謙介（玉野市）
「青春謳歌」 神﨑 元重（岡山市）
「獲れたて」 小松原 文治（岡山市）
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