2013年に全国で撮影された作品のコンテストを実施しました。
応募者数121名 応募点数 405点 審査:講評 北谷 弘 (全日写連総本部理事)
表彰式を、12月25日(水)18時から(県本部月例会)、朝日新聞広島総局会議室に於いて行います。
総評 全般的に風景的な感覚で撮影している作品が大半でしたが、なかには生活感が強く出ていて風景と違った感覚の作品もありました。 また路面電車だけを写したものもあって今回のコンテストは「路面電車のある風景」と言うことなので残念ながら選外となってしまったのもあります。 風景が主なのか、生活が主なのか、を考えてみる事と路面電車が風景の中にどのように生かされ、また私たちの目を楽しませてくれているのか、と言う事を合わせ考えて見る必要があるのではないかを痛感しました。
ロマンを感じる作品です。女性が赤い花を持って窓際に立っているよう臨場感もあって目を引きました。窓の下に置かれた赤い花も主題として強く目を引き、遠くに見える路面電車との関わりを心象的に旨く纏めています。
大きな鳥居、そして路面電車が鳥居の向こうを通り抜けて動きも感じさせています。また電車の黄色が強く目を引き画面を盛り上げています。手前には参拝を終えた女性の姿があり、それがポイントとして生かされた画面構成も良く、旨く纏めた秀です。