全日本写真連盟

這いつくばって撮ったというローアングルが効いています。天に伸びる柱の先には、夕日で銀色に染まった雲が広がり、スケール感を出しています。印象駅な赤い服の女の子からもブランコをこぐ動きが伝わり、海からくる風まで感じる爽やかさが感じられます。

写真は光と影の芸術です。暗い森の中でスポットのように光が当たる女の子と、見守るように枝にはうっすらと白い花が見えます。一瞬のシャッターチャンスを逃さずに、最適なレンズやアングル、構図を選んでシャッターを押せたのは日頃の努力の成果だと思います。

アクアリウム撮影会の1枚です。底に写る影が金魚の浮いている感じをよく出しています。正方形の構図も生かされ、金魚が真ん中に来るまで粘った甲斐がありました。

紙コップとアクリル玉でレンズを作り、撮影した作品です。このレンズを使うと、なんでも丸い球の中に被写体を閉じ込めてしまいます。花や模様だけでなく、街に出て、日常の生活風景までも閉じ込めてしまったところが面白いです。