紫の千日紅にとまるチョウをメインに、今にもこぼれ落ちそうなしずくがシャープに描かれ、大きくボケた雨粒が周りを取り囲んで幻想的な雰囲気を醸し出しています。焦点距離や絞り、シャッタースピードの選択も適切で、画面構成も無駄がなく、まるでおとぎ話の一コマのようです。
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画面を埋め尽くすイチゴの赤色が圧巻です。ボウル全体ではなく、一部を切り取ったことで無限に続くような想像力をかき立てられます。窓からの光でしょうか、サイド光が立体感を際立たせ、ツヤツヤな質感が強調されています。赤一色だけでなく、手前のヘタの緑が良いアクセントになりました。
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