全日本写真連盟

高知県本部 秋の撮影会

  
■開催日時  令和2年11月21日
         
■開催場所  高知県土佐清水市足摺海洋館、足摺岬、白山洞門

■参加    16名 

■出展    55点

■審査・講評■   全日本写真連盟 関西本部委員   林 英機 氏

●推薦 : 國澤武司 (高知市)
●特選 : 田中一郎  (佐川町)  山本咲月 (四万十市)
●準特選 : 太田和子、 門田博道 (香南市)   久保田征子 (高知市)
●入選 :宮地知佐、 市川恭子、 江口増水、 三宮健秀、 森桂子、 浦田静子、 三本幸子、 山崎禎子



 推薦「荒磯のふたり」 國澤武司(高知市)

キラキラ輝く海の中、荒磯で釣りをする二人がポイントとなり、雄大さと共に大波が来れば逃げられないのではとか、大物を釣り上げるのにはこのような場所の方が良いのかなどと、色々な事を想像させます。この写真は日の丸構図ですが、センターを少し外した事で安定感もあり、強く目を引く作品となりました。

 特選「足摺海洋館の主」 田中一郎 (佐川町)

海洋館の主らしいウミガメの風貌が、見る人の目を強くひきつけます。映り込みをうまく使ったことで二匹居るようで、にらむような眼が鋭く強い。モノクロにしたことで色に惑わせず、より印象が強まりました。

 特選「見て見て」 山本咲月(四万十市)

珍しい魚を見つけ「見て見て!」と叫ぶ子、表情は半シルエットになっていますが指さす手の動きの一瞬を見事に捉えました、水族館は水槽内が明るく見ている人がシルエットになりますが、見事に撮影出来ています。

 準特選

「個性派」 太田和子(香南市)
外国人の足元のタトゥーを少し服装も入れて撮影出来たのが成功です。たぶん日本の文化を体験しながら遍路道を歩く人だと思います。声を掛けて撮影頂いたのが良かったです。

「幽玄」 門田博道(香南市)
寺の池に映り込む光景が波で少し歪面白い形になりました。撮影後、上下逆に見せたことで不思議さが強まりました。写真は見せ方も大切な要素となります。見せ方は大事です。

「本能」 久保田征子(高知市)
集団で泳ぐイワシは群れて大きく見せることで本能的に防衛して居るのでしょう、湧き上がる泡も効果的でキラキラ光る魚体がポイントになり、海中撮影のような光景です。

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2022/08/01
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