第2回日本の風景フォトコンテスト(全日本写真連盟県本部主催、朝日新聞社後援)の審査があり、朝日が差し込む渓谷の幻想的な光景を収めた、伊藤章二さん(名古屋市)の「目覚めの時」が金賞に輝いた。
銀賞には松岡広実さん(豊橋市)の「朝模様」、銅賞には岡本邦良さん(刈谷市)の「山頂茶畑」と高橋斉さん(あま市)の「朝の輝き」がそれぞれ選ばれた。
同コンテストは、四季折々の自然美、野生動物の生態、人々の営みなど、心に残る日本の風景をテーマに計115点の応募があった。
その他の入賞は次のみなさん。(敬称略)
【入選】
中村隆俊(豊橋市)、むらはし和明(岡崎市)、岡島章(春日井市)、垣見昌宏、西美千代(刈谷市)、坪内薫、籏崎充平(豊田市)、山口妙子(安城市)、谷昇(大府市)、磯貝美代子(豊明市)
伏流水が湧く岐阜県の渓流は、朝もやで有名であり、人気の撮影スポットになっている。新緑と光芒(こうぼう)の組み合わせが多い作品の中で、この作品は夜明けの赤く輝く光がダイナミックで力強く表現されている。カーブを描いた流れと黒い岩の構図が的確で、すがすがしく、深みある色調も良い。(講評:県本部委員長 宮田典彦)