第51回大分県本部写真展の審査会が大分市のアートプラザであり、17点の入賞作品が決まった。最高賞の朝日新聞社・全日写連賞には日高健次さん(大分支部)の作品「楽しい夏休み」に決まった。
県内の3会場で写真展を予定している。日程は以下の通り。
大分会場は9月25日~29日、大分市のアートプラザ。中津会場は10月10日~14日、中津文化会館(中津市豊田町)。佐伯会場は11月7日~9日、トキハインダストリー佐伯店(佐伯市池田)でそれぞれ開かれる。あわせて各会場では、それぞれの支部展も開催される。
審査 総本部委員 藤脇正真
青い海に青い空、夏らしい爽やかな作品です。ヤシの木が南国を思わせ、白い雲もいいアクセントに。子供3人の配置も絶妙で、最高賞らしい傑作となりました。
上半身だけを切り取った感性はお見事。物静かな雰囲気の中で、手の動きをうまく捉えています。赤あり、黄あり、青ありと、色のバランスもいいですね。
カタツムリの軌跡を追った珍しい一枚です。どこまで行くのだろうと、この先の進路が心配になってしまいます。粘り強く待って捉えた素晴らしい作品です。
キャー!という子供たちの歓声が聞こえてきそうな心温まる作品です。姉弟なのか仲睦まじい姿が印象的。この笑顔に癒されました。
がめついニホンザルをアップで狙った秀作です。両手では足りず、口にも頬張るという滑稽な姿。とってもユニークな作品に仕上がっています。
女児の面白い仕草を見事に捉えました。足元に広がる波紋も効果的。画面を広く撮ったことで、後方の人たちの田んぼへの映り込みもプラスされました。
絵画のような美しい一枚です。水面への映り込みも利用して黒と緑だけでうまくまとめ、まさに「静寂」という名作に仕上がりました。
狙いが面白い!定番なら「花」と雪を狙うが、作者は獅子の「鼻」の上に積もった雪を狙った。しかもドアップで。見事な感性です!
これも狙いが斬新だ。足元だけを切り取ったことで、炎の迫力が何倍にも増幅された。修行僧はどんな顔で渡っているのか。つい想像してしまった。
江ノ電の車両を巧みに利用した秀作ですね。美しい夕焼けに加え、車のライトまで映り込ませ、幻想的な一枚となりました。