全日本写真連盟

2020県本部 日本の自然フォトコンテスト 金賞は徳井さん(鈴鹿)に

自然をテーマにした「2020 三重県本部 日本の自然フォトコンテスト」(全日写連県本部主催、朝日新聞社など後援)の公開審査が10月24日、朝日新聞津総局であり、金賞には徳井貴次さん(鈴鹿支部)の「夕日に照らされて」が選ばれた。徳井さんは2年連続での金賞獲得。
 審査は例年、公開形式で行われるが、今年度は新型コロナウイルス感染防止対策のために非公開とし、95人から出品された計404点を牛場和美・県本部委員長、坂尾富司・同副委員長、郡清至、近藤茂樹、冨田弘、興村良輔・同委員、矢田新男、田辺三郎・中部本部委員の8人が審査。金賞から入選までの計27点を選んだ。



※敬称略 

※上位3作品の講評は、いずれも牛場和美・県本部委員長。

 金賞「夕日に照らされて」 徳井貴次(鈴鹿)

たわわに実った稲穂と淡く染まった夕焼け空が豊穣の地を照らし、彼岸花の雅をダイナミックに撮っている。赤を基調に遠景の山並みと高木も象徴的で自然の情景を豊かに表現している。

 銀賞「片道切符」 上村 雅(津)

蜜を求め遠方より飛来、フジバカマと澄み切った秋空に舞うアサギマダラ。爽快な天空に、次なる糧を求め山河を越えて旅に出るであろう、渡り蝶の優美な姿は印象的である。

 銅賞「野あそび」 小林明寿(鈴鹿)

野猿が花盛りのツツジの小枝にぶら下がって花蜜を食し、天真爛漫に生きる情景をリアルに捉えた。自然界の動物の表情を豊かに表現し、背景の処理も上手く臨場感あふれる作品に仕上がった。

 秀作「夕暮れ」 平野茂樹(はまぐり)

 秀作「咆哮の海」 水谷 寛(三泗フォトクラブ)

 秀作「渓谷の彩どり」 吉良新一(春陽クラブ)

 秀作「湖畔に遊ぶ」 望月順一(津)

 秀作「夕照」 村田 元(久居)

 入選

「楽園」 糸魚川恵子(桑名)

「夕日輝く」 位田郭一(はまぐり)

「天使が舞い降りた」 桑原澄江(はまぐり)

「里山の春」 羽根和子(はまぐり)

「収穫のころ」 羽根俊夫(はまぐり)

「静寂」 城島正子(鈴鹿)

「ゲット」 万代昌克(鈴鹿)

「涼を求めて」 伊藤隆彦(かわの)

「笑み」 加藤清史(かわの)

「なかよし」 藤原 雅(かわの)

「恋の季節」 山川充子(かわの)

「一休み」 吉川 彰(津)

「夕照」 城田清延(久居)

「彼岸花」 草深弘良(本城)

「飛来」 増木和典(本城)

「鮎獲りの名鳥」 綾野利勝(やまみどり)

「朝靄」 塩谷紀生(やまみどり)

「夕景」 野村 昇(やまみどり)

「求愛」 内山勝之(清流伊勢)

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